都会の喧噪を離れて。 Vol.7

国の文化財に泊まれるの!?大人が行きつく『登録有形文化財』の宿7選

今回ご紹介するのは、『登録有形文化財』の宿。登録有形文化財とは、後世に伝えるために法律によって保護された、芸術性価値のある有形文化財のことです。
美術館などでよく目にする「文化財」ですが、実は歴史ある旅館には、旅館の建物自体が国の登録有形文化財に指定されたものが数多くあるのです。そんな宿に宿泊して、歴史の流れを感じてみませんか?

西村屋本館(兵庫)

出典:relux|西村屋本館

開湯からおよそ1400年を迎える城崎温泉で、創業150年を迎える老舗旅館の西村屋本館。江戸安政期に陣屋跡を譲り受けて開業したのが始まりです。離れの「平田館」は数寄屋建築の巨匠、平田雅哉の設計で昭和35年に建てられた名建築。当時としては斬新な材料を使用し、モダン数寄屋とも言える設えが随所に見られます。

出典:relux|西村屋本館

この旅館では、「泉霊の間がある棟」「門及び塀」「平田館」が国の有形文化財に登録されました。水を打った石畳や、窓から見える精緻な造りの日本庭園など、随所に日本文化の美しさが感じられます。

お風呂は、古今和歌集にも詠まれた古湯。平田館の美しい中庭をのぞむ尚の湯では、湯に入りながら四季折々の風景を愉しむことができます。

詳細情報 :relux|西村屋本館
所在地 :兵庫県豊岡市城崎町湯島469
参考価格 :1名様あたり 30,000円~(消費税込/1泊2食付き2名利用時)

落合楼村上(静岡)

出典:relux|落合楼村上

趣漂うこの旅館は、金の採掘のために早くから開けた湯ヶ島に明治7年に「眠雲楼」として開業。その後明治14年に逗留していた旧幕臣の山岡鉄舟により「落合楼」と改名されました。かつての時代には、伊豆の踊子の執筆をしていた川端康成をはじめ、梶井基次郎、尾崎士郎、宇野千代など多くの作家や芸術家が滞在しました。

出典:relux|落合楼村上

この旅館の建物全体は、国の文化財。繊細な組子細工の障子や欄間などは、職人の技が生かされた逸品です。随所に贅を尽くした建材が使用されています。薪ストーブの温もりに包まれるラウンジや文豪の部屋を思わせる読書室で、清流のせせらぎを聞きながら昭和初期のモダニズムを感じてみませんか?

詳細情報 :relux|落合楼村上
所在地 :静岡県伊豆市湯ケ島1887-1
参考価格 :1名様あたり 26,000円~(消費税込/1泊2食付き2名利用時)

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