東京女子図鑑 Vol.7

34歳・女性が住む街「豊洲」。適齢期の女性がぶちあたる「知ってしまった不幸」と「知らない不幸」

『ららぽーと』も『ビバホーム』も強烈になんでも揃う!


有楽町駅まで7分、銀座や東陽町、門前仲町、月島といった街も近いのですが、歩けるかというと微妙に歩けないんですよね。豊洲は、ひとつひとつの区画が大きく、表参道や、恵比寿の忙しい感じよりも、単調で長く感じますし、快適な生活を送る上で車が絶対に必要です。

今まで、車なんて、必要ないって思っていました。都内にはタクシーもいっぱい流れていますし、維持費も馬鹿にならないし、お酒も飲めませんし・・・けど、豊洲で快適に暮らそうと思ったらやっぱり車は必要ですね。お酒は飲めなくなりましたけど、逆に、自然と生活が一気にヘルシーになって、最近はお酒も滅法弱くなった気がします。

あ、そうそう豊洲に住んだら皆週1では必ずいく『ららぽーと』と『ビバホーム』!強烈になんでもそろうから重宝してます(笑)独身の頃は周りに大きなスーパーもなく、成城石井とかでばかり買い物してた私からするとすごく新鮮です。

銀座に住んでた時に、低きに流れてしまうってお話をしたと思います。ずっと、何者かになろうと必死に流れに逆らって東京で泳いでいたけど、正直、その意識の高さを捨ててしまえば、今の生活は、すごく良いものです。もがくのをやめて、自然に身をまかせるというのが、歳をとることなのかなと、最近思います。

週末には、お台場とか、木場公園でバーベキューなんかしますよ。子供がいたらすごい楽しいんだろうなと思います。海もあって、アウトドアなんかしていると、嫌が応なく「次のフェーズ」は、意識しますよね・・・けど、もう少しだけ仕事を楽しみたいと思うと、今すぐにとは・・・まぁ、年齢的に、贅沢なことを言っているのは分かるんですけどね。とりあえず今は、『ビバホーム』で、ペットを見て癒されています(笑)

レストラン不毛地帯の豊洲・・・?綾が行くレストランとは?


ちなみに、豊洲は、きっとこれからどんどん開発されていくのだと思いますが、今はまだまだレストラン不毛地帯ですから、夫婦でデートに行くときは、だいたい月島や、勝どき、築地に出ることが多いですね。


勝どき駅徒歩1分のタワーマンションの1Fにある立ち飲み屋『かねます』は夫婦共に好きなお店です。平日は比較的すいていますが、土曜日は開店時間15時前から行列ができるほど!お店の名物「生うに牛巻き」は、とろける美味しさです。『岸田屋』のモツ煮込みも最高です。

少し足を伸ばせば築地もすぐです。
築地のイタリアン『パラディーゾ』も本当美味しいですよ。何気に、築地はパスタ激戦区。新鮮魚介を使ったパスタが人気になり、数年前は3軒ほどだったが、現在は40軒以上のパスタ店があるそうです。

『築地ボン・マルシェ』もいいですよ。築地駅から徒歩分ほどにある、イタリアン。中でも、マグロの頭から採れる希少部位・脳天を使用した「築地マグロ・ナポリタン」は是非食べていただきたい!脂ののった脳天の表面を焼き中をレア状にし、サクラチップで10分程燻製にした物をナポリタンソースと絡めた贅沢な一皿です。

『サポセントゥ ディ アキ』のランチもオススメです。三陸産の牡蠣を10個も使用した「牡蠣と青菜のスパゲッティ」はランチセットで1,000円!

築地本願寺の裏手にある『オステリア ナトゥラーレ』もコストパフォーマンス最高です「国産 生ウニのスパゲティ」が人気で、ウニ8個分のパスタが惜しげもなく入っています。


豊洲近辺はまだ開拓中なのですが、基本、彼が連れて行ってくれるお店は、ヒールとか、きれい目なワンピースとかとは無縁のお店です。居酒屋とか赤提灯系とか・・・彼は、基本的に、何万円もかけて、ごはんを食べるっていうスタンスが無いみたいです(笑)もちろん、味は抜群に美味しいので、満足はしているのですが。でも時々、会社の帰り道とか銀座で、着飾った男女とすれ違うと、一抹の寂しさを覚えます。

食の好みの違いって意外と大きいんですね。いつか、彼のこういう性格に満足できなくなる時が来るのかな・・なんて時々ふと考えたりします。


思えば、10年前、23歳のときに東京に出てきて初めて住んだのが三軒茶屋でした。地元の人のぬくもりと微妙に相通じるところがあってほっとしたけど、徐々に物足りなくなって、恵比寿に引っ越したんですよね。。地元が恵比寿の広告代理店の人と付き合って、街も、毎日の生活もキラキラとしていて、希望に溢れてた気がします。それでも飽き足らずに、「私には無限の可能性がある」って信じて、外資系に転職して、銀座に引っ越して・・・

この10年間、今よりもっと素敵なことが起きる、ってずっと夢見ていた気がします。東京で、素敵な男性と出会って、ドラマチックな結婚をするんだって、疑いなく信じていました。

そして、今、私は、新しい街に住んでいますが、あのときと同じように、未来への希望を、高揚感を感じているのでしょうか・・・?


時々仕事が終わらず、深夜銀座からタクシーに乗って帰るのですが、その時、晴海大橋から見える、豊洲の高層ビル群の夜景を見ると、不気味に巨大化した海に浮かぶ根無し草のように見えることがあります。その中に、何千、何万という人が暮らしているんですよね。皆、東京に何を期待してしがみついているんだろうとふと思います。人々を惹きつけて止まない魅力は、この東京のどこにあるんだろうかと・・・

東京に来てから、ずっと、その魅力を探求して、魅了されてきたけど、最近は、この街で、もう身の程をわきまえるようにと、自分に言い聞かせて毎日過ごしている気がします。足を知り、我慢することの先に、何があるのかは私には分かりませんが、34歳の女にとっては、こうすることが正しいことなのですよね、きっと。

ゴールを「結婚すること」に定めてスピード結婚をした綾。銀座からさほど遠くない豊洲のマンションに移り住んだものの、若干の違和感を感じているよう・・・。彼女の望むライフスタイルとの微妙なズレに、一抹の寂しさを覚えているようだ。東京で結婚をして、人生のステージをひとつ前に進めた34歳の綾だが、果たして彼女は幸せなのだろうか?

次週・・・3年後37歳になった綾の生活を紹介しよう。綾は、どんな街で、どんな女性になっているのだろうか。



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