『酒場放浪記』で御馴染みの酒場詩人・吉田類の酔いどれ時事放談！(4/6)[東京カレンダー

人気の「ふるさと納税」、類さんはどう思う？

――今年度から税制が改正されて、「ふるさと納税」がますます熱いみたいですね！

類「あれって自分のふるさとじゃなくても納税していいんだったっけ？」

――その通りです！

類「納税先を選べるって、とてもいいことだよね〜。僕はお酒を通じてかなり納税してるけど（笑）、こういう制度はぜひ利用してみたいと思っているよ」

――今年度から控除額が２倍になったり、条件を満たせば確定申告が要らなくなったりで、利用する人が増える見込みですね。

類「一生懸命働いて高い税金を納めても、何に使われているのか不透明だと、働きがいがない。ならば、応援したいと思える地域に納めたいと思うのは当然」

――納税額に応じて、送られてくる特産品や特典なども、各地域力が入ってますから、どれにしようか迷うのがまた楽しそう！

類「そうそう！　そうした品々を通じて、その地域が身近になったり、食べたことのない食材との出合いも楽しいよね」

――たとえば三重県の松阪市なら松阪牛だったり、米どころなら美味しいお米が送られてきたり。食卓が豊かになりますよね〜。もしも類さんだったら、どこに納税したいと思います？

類「そうだねえ、僕は毎日果物が欠かせないから、美味しいフルーツが穫れるところに納税したいな。沖縄のパイナップルだとか。そういえば、この間愛媛の“紅まどんな”っていうみかんをいただいたんだけれど、甘くてクリーミーでめちゃくちゃ美味しかったなあ！」

――類さん、松山市に納税するともらえるみたいですよ、紅まどんな！

類「ほう！　それは気になる。調べてみようかな!?」