さんま、なす、松茸、秋の味覚が満載!しみじみ旨い和食店8選

食欲の秋本番!しかも、さんまや秋なす、松茸、秋鮭など、旬の味覚が勢ぞろいな昨今。もう、素直に欲望に従いましょう。いま食べなくてどうする!という逸品が味わえる名店をご紹介します。

やっぱり目黒のさんま『菜の花』

「目黒のさんま」という言い回しは有名だが、もともとは落語の一席から来たもの。宮中の贅沢な料理ばかり食べていた将軍が鷹狩で立ち寄った目黒の茶屋で、焼いただけのさんまを食べて、その素朴な味に「やっぱりさんまは目黒に限る」と海がない土地なのに感動したという話からきたくだりだ。

そんな目黒のさんまを冠した粋な店がこちらの「菜の花」。秋になるとさんまを求めて、ランチもディナーもお客が押し寄せるという。パリッと焼けた塩焼きは、ビールもごはんも止まらなくなるたまらない美味しさ。

塩焼きだけでなくさんまの刺身、梅肉揚げ、つみれ汁など、バリエーションが豊か。この季節にぜひ足を運びたい店である。

特大さんまの炭火焼き

旨い魚を種類豊富な日本酒で
『居酒屋 純ちゃん』

前身の『山ちゃん』で修業を積んだ小田島純幸さんが2012年の7月にオープンさせた店。

魚料理10品前後と日本酒飲み放題付きのスタイルで客を魅了している。予約はブログで不定期に受け付け中。

常時25種前後の日本酒を用意。『東洋美人』や『1787』など、人気の銘酒も飲み放題!

この時期はやっぱり特大さんまがはずせない!日本酒とともに、美味なる肝を味わいながら盃を進めようではないか。

さんま梅煮

ベテランの技術を居心地の良い空間で
『宮わき』

こちらの店主は荒木町で人気を博した『魚縁』で料理長を務めた経験も。

「独立するなら、馴染みのある荒木町がよかった」とこだわりの店創りが、居心地のよさの秘訣だろう。

さんまの梅煮の仕事も丁寧で、青魚の味わいを最大限に引き立てている。

経験値の高さを感じさせる手の込んだ料理と、気取りのない雰囲気で人気急上昇中の和食店だ。

秋刀魚のお寿司

正流の中に"遊び"のエッセンスを
『水鳥屋 鶴に橘』

毎日30~40種の料理を用意。土台は正統、その中にエッセンスとして"遊び"を加えるのが上田流だ。

日本酒は「味がしっかりのっているが毎日飲んでも飽きない酒」を基準にセレクト。常時30種前後を揃える。

この時期の名物は秋刀魚のお寿司。脂がのった秋刀魚は炙りか生を選べる。肝醤油につけて頂くのがまたたまらない。

海老と茄子の田楽。

海老と茄子の田楽も旬の味。柚子味噌の香りが引き立つ『開運』のひやづめ吟醸とともに頂きたい。

ここでしか味わえない旬、ぜひご堪能あれ。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo