少し涼しい時期はこれ!抜群のつまみが堪能できる寿司屋7選

サザエの香草バター焼き。洋風のアレンジがワインにぴったり

ワインを視野に入れた洋風の味付けも
『西麻布 かみくら』

鮨を握るは、銀座の老舗を経て独立した上倉孝史氏。日本料理出身の板前が、つまみ部門を担当する。先附とお椀からスタートするおまかせコースは、握りが続き、焼き物が出されと、行きつ戻りつ。自分の仕事に集中する分、言うまでもなく、どちらも本気。

今日は鮨にするか、割烹にするか。その選択で逡巡するのなら、迷うことなくこの店の扉を開くのがいい。

※こちらの店舗は、現在移転しております。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。
 掲載内容は移転前の情報です。

シマアジの琉球。白ゴマと薬味が香りのハーモニーを奏でる

質の高いつまみを握りと交互に味わう
『すし久遠』

おまかせでオーダーすれば、まずはつまみが数品続くのが常道。だが店主の野口智雄氏は、各10品ほどの握りとつまみを代わる代わる提供していく。その握りもさることながら、つまみがまたいい。イカは山葵を利かせた葱と鰹節の薬味を添えて、酒好きの客をニンマリとさせる。

昼はバラちらしのみで、夜の営業は午後3時から。明るいうちから一献、の贅沢も可能だ。

海老出汁の茶碗蒸し。数種類の海老と野菜、複数の味噌を使う

確たる技を駆使し鮨の新境地を目指す
『鮨 くりや川』

店主は鮨店のみならず、日本料理店でも研鑽を積んだ厨川浩一氏。その腕をいかんなく発揮すべく、昼のおきまりコースはつまみ中心と握り中心の2つを用意する。スタートは1貫の握りとすり流しから。このすり流し、夏は海水で味付けをしたとうもろこしなど季節感たっぷりだ。

オープンは2012年、この店での新たなる発見に味をしめ、おまかせで頼む客が増えている。

穴子の白焼き。夏は琵琶湖産天然鰻が登場することも

鮨の原点を探り未来へ受け継ぐ糧に
『継ぐ鮨政』

鮨への思い入れは、人一倍強い。店主の周嘉谷正吾氏は祖父も父も鮨職人。店名の“継ぐ”はふたりへの敬意であり、鮨という伝統を守り伝える意志の表れでもある。ゆえに修業時代は滋賀の『徳山鮓』に住み込み、なれ鮨を学んだことも。

そんな一途さがあるものの、店は街に溶け込んだ自然な構え。多彩なつまみを味わいながら、存分にくつろげる気安さがある。

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