小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.13

メニューごとに食糧自給率が!農水省の社食の実力を見てみました

curated by
小宮山 雄飛

2食そばセット ¥500。メイン2品が両方とも蕎麦という点に、日本の食文化「蕎麦」への想いが伝わります

今回、グルメで鳴らすホフディランのボーカル雄飛さんが紹介してくれたのは・・・農林水産省の中にあるそば屋、昭和31年創業『日豊庵』。
実はこの食堂、誰でも気軽に入れるのが魅力。これは霞が関で、おいしい日本の"食"に触れるチャンス!

「僕は会社勤めの経験がないので社食にすごく憧れがあり、仕事で様々な会社に訪問した際は必ず社食に寄るのがお約束」

見よこの数%の違いのこだわり!手書きなので、自給率の更新時の変更が大変そうです。

「堅いイメージのある行政の食堂はとくに惹かれたのですが、イメージに反してユニークなメニューが多いのも面白いし、そばを2種類も食べられる日替わりセットなんて、他ではあまりない!」と語る。

農林水産省の取り組みゆえ、国内産の食材の使用、そして栄養バランスを考えた食事を推進しているので、各そばのカロリーやそばの食料自給率が一目で分かるメニューが掲示されている!

ここはまず入口でチケットを買いトレイをもって並ぶ、セルフサービスの食堂スタイルだ。

毎朝製麺機で作られるお蕎麦を食べられるなんて、贅沢ですよね!

創業当時から変わらない味と人気を誇る、火曜と金曜のみのカレーそばと冷やし野菜そばの2食セットがこちらの名物。昔から使用されている製麺機で、早朝からこの道30 年の職人が一日分のそばを仕込む。
「温かいカレーそばと冷やし野菜そばは、交互に飽きずに食べられる最高の組み合わせ」と雄飛さんも大絶賛。

冷やし野菜そば、というネーミングは普通だか、その実、そばの上に野菜炒め、しかも冷やしってどういうこと?と興味をそそられたという。和えそば感覚でよくかき混ぜ、野菜のシャキッと感とそばのツルツル感が心地よい。 七味をたっぷりかけてジャンクに食べるのがおすすめ。江戸前の正しい食べ方は忘れ、カジュアルに食すのがここのそばの流儀だ。

今では霞が関の省庁を中心に14店舗を構える『日豊庵』。入館証なしで入れる北別館には"消費者の部屋"も併設されており、くらしに身近な展示などが行われている。
あなたも是非伺ってみては!?

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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