あのホテルを訪れたらこれだけは必食せよ!な看板メニュー9選

特製メンチカツサンドウィッチ

ウェスティンホテル東京 『ザ・バー』
特製メンチカツサンドウィッチ

恵比寿

~サンドウィッチに秘められた開業前のシェフたちの奮闘~

1994年、『ウェスティンホテル東京』が開業に向け準備を進めていたとき、シェフたちはグランドメニューをどうしようかと奔走していた。みなで何回も料理を作り誰のものが一番美味しいか議論したり、外へ食べに出かけたりして研究を重ねていた。そしてよくバーへ飲みに行った。

そんなとき、とあるバーで見かけたのが、メンチカツサンドだった。

ソースはデミグラスソース、トマトソース、マスタードを10:5:2 で配合。ウイスキーと合うように、ブラックペッパーを少し多めにふっている

その出会いをヒントに、バーでお酒を飲む人のための、肉がたっぷりのサンドイッチを出すことを即決。それからは改良を重ね、どこよりも美味しいと自負するウェスティン流のメンチカツサンドを完成させた。

そのメンバーのひとりであった当時32歳の沼尻寿夫氏は、いまでは総料理長に。メンチカツサンドのレシピは当時から変わっていない。1人前に使う肉は約130g。

ホテルで出す国産牛のステーキ肉を自分たちでひき、ソースにはじっくり煮込んだ自家製のデミグラスソースを使用。

究極のカツサンドは贅沢すぎるランチの選択肢のひとつとして加えたい

ジューシーな肉汁と香ばしい衣、それらに絡む濃厚なソースが挟まれたサンドウィッチは、ウイスキーのソーダ割りと相性がバッチリだ。

想定外の嬉しい出来事は、お酒を飲めないゲストもこの一品のためにバーの常連客になってくれたことだった。

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