あのホテルを訪れたらこれだけは必食せよ!な看板メニュー9選

ホテルには、「時間」という最も厳しい試練を乗り越えてきた、長年愛されるスペシャリテがある。

様々な人の人生の思い出が刻まれたその一皿。ここに紹介する料理の数々は、シンプルでありながら、ベストワンとオンリーワンを極めたまさに逸品である。

赤ワインにつけ込んだ肉は水分をとって焼き色をつけ、デミグラスソースで煮込んでいく。塊で6時間煮て、カットしてまた煮込んでいく

東京ステーションホテル『カメリア』
黒毛和牛のビーフシチュー

東京

~具材のビーフはすべてが黒毛和牛。100年愛されるビーフシチューの秘密とは~

まずはじめに、『東京ステーションホテル』のダイニングでは、他国のビーフを使っていない。具材として入る肉は、なんとすべてが黒毛和牛となっている。

それは、総料理長である石原雅弘氏の“東京駅におよそ100年続くホテルで海外の肉では意味がない。日本の美味しいものを知ってほしい”という深い歓迎の気持ちの表れである。その黒毛和牛を使った代表的なメニューが、このビーフシチューだ。

黒毛和牛のビーフシチュー

そもそもビーフシチューは、初代総支配人が日本初の西洋料理店『築地精養軒』の料理長だったことから生まれたメニュー。そしてその味は、2012年のリニューアルを期にアップグレードされた。

これまでのビーフシチューは脂の多いばら肉を使っていたのを、いまはよりヘルシーな肩バラ肉を使用。また仕上がりまでさらに時間を費やすようになり、のべ5日間をかけ完成させる。デミグラスソースは丁寧に牛すじを長時間炒めて作られ、肉は生のまま1日ワインにつけ、中まで香りを染み込ませる。

小麦粉は使わず、とろみはすべて野菜によるものなど、細部のこだわりをあげればきりがない。“またここに戻ってきたときに食べてほしい”その心意気が、このシチューにかけるこだわりを増やしているのだった。

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