小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.11

『タイ料理研究所』が開発した、激辛トムヤム焼きビーフンとは

curated by
小宮山 雄飛

日本人向きにアレンジすることなく、本場タイの辛さや味付けを守る。新鮮な野菜をふんだんに使い、料理全体の色彩にもこだわった一品

都内10店舗を運営するタイ料理店がレシピ研究や開発のために設立したキッチンを、2014年にお店としてオープンしたのが『タイ料理研究所』。食通で鳴らす雄飛さんが、近所の定食屋さんに行こうと思って偶然見つけた、静かな路地裏の住宅街に佇む隠れ家的なお店だ。

“炒める”という意のパッタイの進化版は、タイの生姜やレモングラスなどを独自に配合したトムヤムペーストが美味。本場と同じ辛さがガツンと襲う。セットの酸っぱ辛いトムヤムナムサイスープはこぶみかんの葉や玉ねぎ、小エビなど具沢山。

オープンキッチンを切り盛りするウワンさん(ふくよかなという意のニックネーム!)は、5 年前にバンコクから来日した元ホテルシェフ

シェフやスタッフたちは、正直、日本語は片言。それがまたタイ本場の情緒を感じさせ、コミュニケーションするのも楽しみだと語る雄飛さん。

「トムヤムクンの酸っぱ辛い味が大好きですが、定番ラーメンはもはやどこでも食べられるので、ここではトムヤム焼きビーフンを頼みます。焼きそばとも中華ビーフンともひと味違う、タイ独特の酸味とナンプラーの香り、香草の風味が後を引きたまらない! 卓上の調味料でさらにスパイシーに味付けしたり。スープも油断は禁物です。かなり辛いので、舌が刺激され、さらに食欲が進みます」

センレック・パット・トムヤム セット¥990

トムヤムナムサイは、ミルクと唐辛子、チリオイルが入らないクリアなスープ。モチっとヘルシーなミニ生春巻きもついてくるのが嬉しい。

「店内はアジアの雑多な感じというより、むしろ洒落たカフェっぽいので、女性にもハードルが低い印象です。見渡せるオープンキッチンには、食材や調味料の数々が所狭しと並べられ、店名の研究所らしく料理への本気度が感じられるのがいいですね」


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