超人気の「よだれ鶏」が冷やし麺に! 暑さを忘れる美味しさ

curated by
船山 壮太

聞き慣れない人も多いかもしれませんが「よだれ鶏」とは、上海名物の蒸し鶏を使った料理。蒸した鶏をたまり醤油と黒酢で食すのが一般的。名前の由来は、ずばり、よだれが出るほど美味いの意。今回は、「よだれ鶏」の名店の夏限定の冷やし麺をご紹介!

見てください!このそそられるビジュアル!セットには中華風コーンスープと杏仁豆腐も付いてます

あーーーーーー暑い!こうも暑いと、やはり身体が欲するのは冷やし麺!とある休日の昼時に向かったのが恵比寿の『中華香彩 JASMINE』です。

言わずとしれた人気店のため、予約は必須。それはランチ時でも然り。この日も、午前中に思い立って、電話で予約。この一手間が美味しいものにありつくためには必要なんですよね。

目的はこちら!JASMINE名物のよだれ鶏を使った「特製ラー油香る よだれ鶏のせ冷やし麺(¥1,980)」です! たっぷりの蒸し鶏に、とうもろこし、おくら、きゅうり、ネギ、トマト、ピーナッツがたっぷり。具沢山すぎて、麺が見えておりません! タレはよだれ鶏同様、黒酢と特製ラー油をベースにした甘酸っぱい味わい。

さらに、ゴマだれもセットになっていて「途中でかけて、味の変化を楽しんでください」と。ゴマだれラバーの私としては、もう天にも昇るような気持ちです。とはいえ、最初からかけるような愚行はせず、お店の提案にそって途中で入れる、と。

早速、一口。見た目に反して、味はさっぱり。黒酢のコク深い味にラー油がほどよく絡みます。辛さは控えめ。まずは麺を楽しみ、途中でトマトと合わせてみたり、ネギと合わせてみたり。箸休め的に、ピーナッツをかじってみたり。

食べ合わせる具材が異なれば感じる味も変わります。一口ごとに変わる食感と味にキャッキャしながら、目を見開いて麺を吸引!冷やし中華にありがちな、「味に飽きる」ことがまったくありません。

タレは別添えになっているので、自分で味を調整できるのもうれしい。奥が愛おしのゴマだれ

ここからがハイライト。半分ほど食べ進んだところで、ゴマだれを投入!すると、これまでのサッパリ味にクリーミーなコクが加わります。見事な味の変化(あえて進化と言いたい)に船山脱帽。

味が濃くなりすぎるかと思いましたが、バランスは絶妙。見事な邂逅。思わず、2杯目のビールを頼んでしまいました。

ほどよいボリュームのミニご飯は+¥250にて。これは頼まずにはいられないでしょう

また、忘れてはならないのが脇を固めるセットのミニ麻婆豆腐ご飯(+¥250)と中華風コーンスープ。そして、八角が効いた甘みのあるお漬物。途中でこれらをはさみながら、大満足のランチを終えました。ボリュームも文句なく、大食漢な男性でも満足できること請け合い。汗っかきな私も暑さを忘れて食べ切ってしまいましたよ。空調もバッチリ。

梅雨も開けて、いよいよ夏本番。冷やし麺の需要はますます高まりそう。数ある冷やし麺の中でも、必ず押さえていただきたい一杯なのです!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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