夏はガツンと豚肉を!分厚くてジューシーな豚グリルの旨い店4選

夏に肉を食べるなら豚肉がオススメ! 豚肉には夏バテ予防に効くビタミンB1が、牛肉の10倍以上も含まれているためだ。さらに豚肉には、鉄・カリウム・リンなども含まれ、疲労回復に効果絶大! 今回は今の時期だからこそ食べてほしい、分厚くてジューシーな豚グリルをご紹介します。

ジュージューと音をたて、色づいていく豚。完成目前の最も悩ましい姿に、もう待ちきれない!

豚フルコースを堪能できる豚ビストロ『ぶーみん ヴィノム』

ぶーみんの「ぶー」は豚の「ぶー」。メニューの主役は豚肉料理である。店のテーマに「ワインと豚と世界のお料理」を掲げているから、上手に選べば前菜から〆まで、めくるめく夢の豚フルコースが堪能できる。

店構えはパリのワインビストロ。食べて飲んで、ワイワイするぞ、な気分の時は思わず立ち寄ってしまう豚ビストロである。豚ラヴァーにとっては、まさに地上の楽園のようなレストランだ。「もち豚肩ロースステーキ」は見ているだけで笑顔がこぼれてしまう、圧巻のひと品。

豪快! スペアリブ骨付き200g¥1,200~。料理ごとに最適の豚を選ぶ。これは霧島高原豚

前菜からして豚づくし。赤ワインと合うガツキムチ、ポークリエットect…。また、生ハム界の王様、ハモン・イベリコ・ベジョータ36カ月は掟破りの「ザ・厚切り」でのオーダーも可能。

多彩な豚前菜をあれこれつまんだら、さあ、来たれ名物。メインディッシュは豪快! スペアリブ骨付きかもち豚肩ロースステーキ!イケる口なら、両方どうぞ。食事の〆にも豚軟骨入りソースのパスタや焼きそばん(「ん」入ります)などの麺類が待っている。

ここに来れば、異なる産地や品種、内臓から軟骨に皮などのあらゆる部位を堪能し、奥深い豚ワールドにどっぷりハマれる。

アベル黒豚のグリル

黒豚の脂身の旨みと甘みがたまらない!『バルペロタ』

スペインバルで頂ける絶品豚グリルがこちら。新宿御苑前のスペインバル『バルペロタ』開業に際し、シェフ就任が決まった関谷嘉之氏は、店の目玉となる食材として各種の豚肉を吟味。その中で光る味わいを感じたのが、宮崎県都城市で生産されている、アベル黒豚だった。

脂のさし込みがバランス良い旨みたっぷりの肩ロースをじっくり焼いた「アベル黒豚のグリル」は、キプロス産のレモン塩とブラックペッパーだけで味わうひと皿。潔い味つけが、肉の旨みを素直に引き出している。

ペロタ風アルボンディカス アベル黒豚を挽いてよく練り込んだスペイン風ミートボール。わずかに味噌と醤油を加えたところが、同店風だ

アベル黒豚は、写真の「ペロタ風アルボンディカス」のほか、ランチのハンバーグにも使用。粗挽きにすることで、肉質と脂の持ち味を活かした。

タパスをつまみつつ軽く数杯。そんな従来のスペインバルイメージを上手にずらしたガッツリ系の逸品が多い。旨い豚肉は、食べるものにパワーと幸せをくれる。

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