編集長オーツキの 磨け、バカ舌! 学べ、オトナの遊び Vol.9

え!? 京都に行っちゃう! その前に絶品チャーハンをかっ込みに

curated by
大槻 篤

これが常連客たちを虜にする「チャーハン」。ただの卵チャーハンがこのあと激変する!

校了ど真ん中の4月某日。某広告代理店のKさんから呼び出しが。殺伐とした編集部をあとに、こっそりと『チャイニーズレストラン わさ』へ。なんでも現在の店舗を閉め、京都へ移転の計画があるというから大変。遅ればせながら、早速訪ねてみた。

「からすみビーフン」。ねっとりとした食感が食欲を誘う。

場所は都立大学から徒歩15分くらい。けっこうな距離を歩きますが、腹ごなしにはちょうどよし。控えめな文字で店名が書かれた看板は、2度ほど目の前を通り過ぎるほど。

「よっぱらい鶏」。ビールとの相性が良く、酒が進む

本誌でもおなじみの山下シェフは、岐阜の雄『開化亭』出身。以前はアラカルトもあったそうだが、現在は料理はコースのみ、席はカウンターのみ。そのため、小気味良いタイミングで料理が続々と出されてくる。気持ちいい。

本日の魚は、マナガツオ。まずは一口そのままガブリ。魚の味を楽しんだあとは、特性のスープをかけていただく。

でお料理はいうと、どれも一癖あり美味しい! 小さなポーションで、「もっと食べたい!」という欲求をかき立てられながら、想像の斜め上をいく料理が続々と供される。

こんもりした春巻きは、シーズンごとに中身を入れ替える。この日はタケノコであったが、松茸のときもあるという。

まさに驚き! 本誌でも「驚きこそ最高のご馳走」と言っていますが、ここのは見た目・味・サービスともに最高でした。

隠し味が利いた餃子。2個じゃ足りない!

ビール(校了中なので控えめに)に合う、よだれ鶏、からすみビーフン、魚料理、春巻き、餃子ときて、いよいよチャーハンへ。常連客が「山下シェフが一番かっこ良く見えるが、中華鍋をふっているところ」と言っていたが、パラパラに仕上げる様は何かに取り憑かれたように一心不乱。

で、卵チャーハンから劇的変化した、カニチャーハンがこちら。蓋付きの焼き物で2分30秒蒸らし、カニの美味さを最大限に引き立てた一皿。これ、また食べたくなる、魔味なる美味さ。

まずは何の変哲もない、卵だけのノーマルチャーハン。パラパラでありながらホクホクしている、相反する食感がそこにある。ガツガツと食べ進めている間に、蒸らしていたチャーハンにカニを投入。2分後には、カニチャーハンが。これがまた美味い! まったく別物になるから不思議。あっという間の完食でした。

「京都に行くなよ」と、常連客が懇願するのも頷けます。いつ、京都のどこへは語らず、次なる高みへとステージを変えようとしている山下シェフ。出張するときは行きますね。


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