2015.04.01
パンケーキ新時代の幕開け Vol.1進化したハイブリッド系パンケーキとは?
パンケーキブームはもう去っただなんて言わせません! だって、こんなにも進化しているのだから。食べずに語るアンチパンケーキ派を一刀両断する、進化系パンケーキを編集・平石がご紹介します。
最近、よく目にするんです。「またパンケーキか」という感想。たしかにそう感じてしまうほど、ここ数年で数々のパンケーキ専門店が日本に押し寄せました。そしてその結果、食べに行ったことがない人まで食傷気味という謎の事態にまで発展……。
でも、そんな感想も吹っ飛ぶくらい、実はパンケーキって進化しているんです! 知らないなんてもったいないほど、味や姿かたちを変えたパンケーキ・エボリューション(やや大袈裟)。とくと御覧あれ!
一つ目は『ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ』内の『ニューヨークラウンジ』で食べることができる「新感覚大人のトリュフパンケーキ」。
「新感覚」と自ら謳ってしまうのですから、強者も強者です。なんせディナーとして楽しめるほど、赤ワインなどお酒との相性抜群のお食事系パンケーキなのです!
生地は甘さ控えめで、しっかりとした食感がありながら、豆腐とおからが使用されているので舌触りはしっとり。
その上には、トリュフやフォアグラ、ポーチドエッグ、ベーコンが盛りつけられ、トリュフ入りのペリグーソースがかかっています。生地と生地の間には生ハムまで!
シックな佇まいは、いわゆる「ゆるふわ甘々赤文字系女子」とは完全なる異種。隣の席でビシッとスーツを決めた紳士が食べていたら、パンケーキだとは気づけないかも……!?
※こちらのパンケーキは期間限定です。
もう一つ、『ニューヨークラウンジ』でおすすめせねばならないパンケーキが!
それは「クレームブリュレ・パンケーキスフレ」。そうです、クレームブリュレとスフレパンケーキを合体してしまった“ハイブリッド系パンケーキ”です!
今話題のクロワッサンドーナツに代表されるような、2種類のお菓子やパンを組み合わせたハイブリッド・スイーツの流れは、パンケーキにもやってきたのです。
豆腐を練り込んだモチモチふわふわの生地を、パリパリっとキャラメリゼされたクレームブリュレが覆うことで、いくつもの食感と甘さの層が重なり合っています。
しかも、サボテンの一種アガペから作られた、低GIの甘味料「アガペ・シロップ」が使用されているので、実はヘルシーという嬉しいポイント付きというのも見逃せません。
※こちらの店舗は、現在閉店しております。
さらにもう一つ。お次は『オリジナルパンケーキハウス』のものを。
こちらは昨年吉祥寺に日本1号店をオープンした、アメリカはポートランド発祥のジャーマンパンケーキのお店。現地で60年も続く人気の老舗です。
そんな同店の日本2号店が、表参道・原宿エリアに新しくできた話題のランドマーク『キュープラザ原宿』にオープンしました。
この出店にあたり、同店ではパンケーキの生地をさらに美味しく改良したとのこと。伝統の味を残しながら、表参道というパンケーキ激戦区に参戦するため、進化したとあれば試さないわけにはいきません。
オーブンで焼き上げた迫力満点の生地が登場したら、まずは特製ホイップバターをこれでもかと塗り塗り。その上に、粉砂糖を振りかけ、レモンを1/2個分絞ります。
さて実食。進化した生地は、玉子の風味やプルンとしたなめらかさ、そして弾力が以前よりも増していました!
さらにお味はというと、甘味と酸味の爽やかな調和で、驚くほどさっぱりとした味わい。油っこさや、しつこい甘さなどは皆無です!
甘いものが苦手なWEB編集部Wも同席していたのですが、そんな彼女が「もうひと口ちょうだい!」とねだるほどでした(実に稀な光景でございます)。
ディナー系、ハイブリッド系に、そして老舗の猛襲……。まさにこの世は、パンケーキ戦国時代。競争はパンケーキに素晴らしき進歩をもたらしたのです(やっぱり大袈裟)。体験したことのないその味に、ブームは去ったなどと言う人こそ必ずやハマってしまうに違いありません。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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