編集・鮓谷の東京“コスパ”カレンダー Vol.3

火照るホテル『アマン東京』を
食べ飲みつくす!(後編)

語り尽くせぬ『アマン東京』のスペシャルディナーコース、最終章。からの……、アマンスイートでのサプライズ設備をご紹介!

curated by
鮓谷 裕美子

財布を無くして、スタバに行けないので吉野家で60円の味噌汁のお湯割りを飲んでいる鮓谷です。

(スタバではこの12年、"venti americano room for milk"(20オンスのアメリカーノ、牛乳入れるスペースをプリーズ)以外注文したことがないのですが、こちらエスプレッソのお湯割りですよね。吉野家で「味噌汁のお湯割り」と頼むと、味噌汁にお湯を入れて薄味にしてくれるのです! 高血圧気味のあなた、そう、そこのあなた、試してみてください!)

中編までで、ようやくコースの半分をご紹介し、続いてメインです。最後にアマンスイートのサプライズ設備があるので、辛抱して読んでくださいませ!

では第5品目です。

カダイフで包んだ北海道産牡丹海老と本マグロのレアー焼き
ロブスタービスクのカプチーノとアスパラガストリュフの香り

(カダイフ/とうもろこし、小麦粉、塩を水で練って糸状にしたもの)
(牡丹海老/雄性先熟で、オスからメスに性転換するので、大型のものはすべてメス)
(雄性先熟/雄として生まれ子供を作り、性転換して雌としてまた子供を作ること)
(ビスク/甲殻類の殻をローストして煮出して出汁をとった、クリームベースのスープ)

キツネ色の香ばしいカダイフが、食欲をそそります。
そういえば昔、「ヤキモチはなあ、キツネ色ぐらいがちょうどええんやで。おまえのは真っ黒焦げやないか」といったひとがいました。

メインです。

仙台牛A5ランクサーロインのグリル
三重県産大黒シメジと山葵風味の仔牛のジュ
瀬戸内産海人の藻塩を添えて

そしてまさかの……、、、メインを撮り忘れるという大失態。大失態?
(人差し指をワイパーのように動かしながら)これが鮓谷クオリティなのです。血の滴るようなテッラテラの肉を眼前にしながらにして、いそいそと写真を撮ることができるような人間に、わたしはなりたくないのです(自己防衛機能)。

ということで肉を本能のまま、食らいつく。赤ワインで流し込む。食らう。飲む。粛々と清々と肉と赤ワインを食べるわたしの脳内活動をイメージでお楽しみください。

出典:http://www.kevinseboldphotography.com/

気を取り直して、引っ張り倒した『アマン東京』の食、フィナーレのデザートです。

タヒチバニラのパルフェと福岡県産あまおうのバシュラン。
飴のチュイルとロゼシャンパンのエスプーマ

(バシュラン/メレンゲでフルーツやクリームなどをはさんだ、つめたいデザート)
(チュイル/瓦 in フランス語。うす焼きのクッキー)

わたしはバシュランというより酒乱なので、甘いものが苦手なのですが…、こちらスイーツ苦手なわたしでも美味しく頂けました。

さてさてこちらのスペシャルディナーコース、Guess how much!


こんなフルコース、わたしはスーパークレイジーな値段になっているであろうと戦々恐々としていたのです。

しかし、なんとお値段……、スペシャルディナーコース1万3500円/人、也。33階で眼下に東京を見下ろしつつの『アマン東京』というロケーション、コースのクオリティとクオンティティを鑑みても、お得です。しかもお酒のレンジが幅広いので、ボトルを頼んでも2万円以下で納めることは可能!

これは勝ったも同然!(コスパは常に勝つか負けるかの真剣勝負なのです)

この夜景と、錚々たる経歴を持つ大畑英司総料理長の繊細なる機微に溢れた料理、これは物価の優等生ならぬ、コスパの優等生といえるのではないでしょうか?

ということで、『アマン東京』のディナーコースは、コスパが非常に高い、と結論づけられます。

そしてそして、アマンスイート(全4室)という157 ㎡の角部屋スイートのサプライズ設備とは……、それがこちらワインセラーです。

6名用のダイニングテーブルやミニキッチンもあり、週末など友達を集めてアフタヌーンワインパーティ(宿泊は基本的に2人ですが)なぞ、出来ちゃうんです。価格は変動しますが、20万円弱。これならワイン会メンバーと割り勘すれば、通常の会費の範囲内として収まりそうです。

ひとり1本持ち寄って、昼間からほろ酔いなんてこの世の春! ダイニングテーブルの下は畳になっているので、酔っ払ってセルフ床ドンしても大丈夫!

アマン初の都心型ホテルですが、書斎もあったりして徹底的にリゾート的滞在型ホテルの神髄が生きています。

全3回にわたって『アマン東京』の魅力を語ってまいりましたが、レストランがオールデイダイニングになったりカフェも出来るようですし、またどんどん進化し続けます。

5月号の本誌でも『アマン東京』を紹介していますので、どうぞお手に取ってみてください!

ではまた!(お、終わった……!)


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