Q2:二度目のデート終了後、男が“みんなで”と言ってきた理由は?
二度目のデートは、亮太が気になっていたという新店だった。これは、意外なチョイスだった。「あまり冒険しない人かな?」と勝手に思っていたから。
「亮太さん、新店とかも行かれるんですね」
「うん、行くよ。気になっている店は、基本的にトライしてみたくて」
「そうなんですね。素敵」
「そう?旅行とかも好きなんだよね」
「どこかお好きな場所とかあるんですか?」
二度目のデートも、もちろん話は弾む。そして旅行が好きと聞いて、私は気になっていたホテルに行ったことがあるかどうか、聞いてみることにした。
「そういえば、広島にすごく素敵なホテルがあって。ずっと行きたいな〜と思っているんですけど、行ったことありますか?」
「何ていうホテル?」
亮太が興味を示したので、私はそのホテルのリンクを見せる。
「え…たっか。名前は知っているけど、こんなにするんだ。100万超えってすごいね」
「亮太さんなら、行ったことありそうだなと(笑)」
「いやいや、さすがにないよ。でもいつか行ってみたいよね」
「そうなんです。絶対に素敵ですよね」
そんな会話をしながら、食事も楽しく進んでいく。
「真由香ちゃんも、旅行好きなの?」
「はい、大好きです」
「そうなんだ。いつか一緒に行けたらいいね」
そう言われた瞬間、私の中でほぼ確定となった。亮太の矢印は、かなり私に向いている。
しかし、ここで予想外のことが起こった。
「亮太さん、次はいつ会えますか?」
今日も亮太がご馳走してくれて、お店を出た後のこと。そう聞くと、意外な返答が来た。
「来週土曜は忙しい?ちょうど男友達と約束をしているんだけど…もしよければ、真由香ちゃんも一緒にどう?こちら男二名だから、真由香ちゃんも誰か誘ってもらえると助かるかも」
二人のデートでないのは、残念すぎる。しかし会えるならばいい。
「わかりました。そのお友達は、独身ですか?」
「うん。独身で、彼女探していて。もし誰かいればでいいからね」
― ということは、その人に紹介できる女性がいいってことか…。
目的は男友達の彼女探しだとわかり、少し安心する。結局、私は女友達の紀穂を誘って食事へ行くことにした。
「では改めて、初めまして」
亮太の幹事力は、なかなかのものだった。亮太のお友達だという恭平もそれなりのイケメンで、学生時代からの友人だという。
「真由香ちゃんは、何飲む?」
亮太にそう言われたので、私は可愛くシャンパンを頼む。
「亮太さん、シャンパン飲みたいかも…♡」
「OK。好きなの頼んでいいよ」
「じゃあ、これにしようかな」
亮太の言葉に甘えて、友達たちもいるし、良いシャンパンをオーダーする。このやり取りを見ていた紀穂と恭平は、何やらニコニコとしている。
「二人、お似合いだね」
そう言われて、私は思わず嬉しくなった。そして同時に、気がついた。
― この会は、私の“お披露目会” …?
亮太の男友達に、悪い印象を持たれるのは嫌だ。
だから私は、亮太の彼女っぽく振る舞うことにした。お酒がなくなったらすぐに新しいボトルをオーダーしたり、全員にちゃんと話を振ったり…と、いい女の立ち振る舞いはできていたはずだ。
しかもこの会は盛り上がり、2軒目まで行った私たち。
さらに最後は亮太が私の家の下までタクシーで送ってくれて、「また連絡するね」と言って解散になった。
ただただ、楽しい時間だったし、盛り上がった。
思い返しても、特に悪いことはしていないはず。それなのに、どうして急に既読スルーになったのだろうか…。
▶前回:「まだ22時半なのに…」盛り上がっていたデートでも、女性が1軒目で帰る心理とは?
▶1話目はこちら:「あなたとだったらいいよ♡」と言っていたのに。彼女が男を拒んだ理由
▶NEXT:9月20日 日曜更新予定
デートの後、既読スルーを決めた男の本音とは?








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