男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。
出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。
—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?
誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。次々に生まれる、永遠に尽きない男女の疑問。もしかしたらあなたにも、心当たりがあるかも…?
社会人になって早5年。できる仕事は増えてきたはずなのに、僕は未だに女心が分からない。
食事会からデートに発展し、良い感じになっていた女性がいた。
一度は僕に“抱かれてもいい”というサインまで出してきた彼女。
なのにその直後、手を振りながら去って行ったのだ・・・
◆
真帆と出会ったのは、約半年前のことだった。
先輩に呼ばれたホームパーティーにいた真帆は、色が白く、ぽってりとした厚い唇と大きな瞳が印象的な美人で目を引いた。
「真帆ちゃんは、何のお仕事をされているんですか?」
「私は客室乗務員です。龍太さんは何のお仕事を?」
「僕は広告代理店です!」
「へぇ〜どんな広告を担当されているんですか?」
話をしているうちに、だんだん心を開いてくれたように見えた。しかもたくさん人がいるはずなのに、真帆はずっと僕の隣にいてくれる。
「良ければ、今度ご飯行きませんか?もし二人が気まずければ、お友達と一緒に4人とかでも!」
「いいですね♡」
掴みは、OKだった。皆との食事の後、二人きりでのデートにもこぎ着けた。そこまで順調だったのに、僕は一体何をしてしまったのだろうか。
この記事へのコメント
デート代領収書って…
領収書切れたならこっちが出した2000円の行方はw
てか領収書切れたとしても余計なこと言うなよw