手土産を渡す相手が既婚者なら、家族向けに選ぶというのもひとつの手。その場合、誰もが知る知名度のブランドのほうが圧倒的にウケがいい。
定番の名品が名品たる理由をさらりと語り「ご家族で……」と渡せる大人は手土産上級者だ。
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1.エシレ ブルーが目を引く一缶から溢れ出る多幸感に勝るものなし
『エシレ・メゾン デュ ブール』の「サブレ・エシレ」¥4,320(12枚入)
高品質のバターをたっぷり練り込んだ芳醇さと口どけは「見事」のひと声
『エシレ・メゾン デュ ブール』は、2009年に誕生した世界初のエシレ バター専門店。
食通たちを虜にしているのは、A.O.P.認定のフランス産の発酵バターがもたらす芳醇な風味だ。
伝統の木製攪拌機で練り上げられる発酵バターは、口当たりやわらかでミルキー。
舌の上で滑らかに溶け、至福の香りと味わいが口いっぱいに広がっていく。
このバターを、小麦の芳しさを凌駕するほど惜しみなく練り込んで焼き上げたのが、この「サブレ・エシレ」だ。
フランスのオーセンティックなレシピに沿い、じっくりと時間をかけて焼き上げる。
それにより、サクッ、ホロッ、と噛むごとにバターがじゅわりと溢れ出るような、この上なくリッチな味わいになる。
温度や焼き加減を計算し、大ぶりで厚みのあるサブレに均一に火を入れるのは、まさに熟練の職人技だ。
エシレ ブルーで縁取られた白い缶を開ければ、たちまちバターが香り立ち、部屋中を満たす。ひとたび経験すれば、誰もが虜になる。
2.日本の厳選素材を味わう出汁は、家庭の幸福度を上げる
「久原本家 茅乃舎」の「茅乃舎だし・野菜だし ギフト」¥3,564(8g×18袋・8g×16袋)
独自のブレンド技術により、全素材の旨みのピークを完璧にそろえる
誰もが知る定番商品でありながら、その本質的な価値で選ばれ続けている「茅乃舎だし」。
誕生のきっかけは、福岡の里山にある『御料理 茅乃舎』で、「この出汁を家庭で簡単に取れたら」という顧客からの要望だった。
九州で親しまれる焼きあごを中心に、鰹節や真昆布など上質な国産素材を厳選し、この「茅乃舎だし」を開発。
それぞれの素材の粒の細かさや量のバランスも緻密に計算し、数分煮出したときに最大限に広がる、合わせだしならではの豊かな香りと澄んだ味わいを実現している。
それに次ぐ人気の「野菜だし」は、玉ねぎやにんじんの甘みを引き出し、ニンニクやセロリの香味をプラス。和洋問わず寄り添う柔らかな旨みが魅力だ。
そして、袋を破れば極上の調味料に早変わりするのも嬉しい。「茅乃舎だし」は炒飯や炒め物に、「野菜だし」はパスタやオムレツに。いつもの料理にプロ級の味の深みをもたらしてくれる。
日常の食の豊かさは、健康にも繋がる大切な要素。出汁を通じ、贈り手の誠実な思いがきっと伝わるはずだ。
■店舗概要
店名:東京銀座 茅乃舎
住所:中央区銀座3-4-8
TEL:03-5915-4150
営業時間:11:00~20:00
定休日:元日
3.長きに渡り咲き誇る“花椿”の品格で伝わる、最上級の敬意
「資生堂パーラー」の「花椿ビスケット」¥2,700(24枚入)
なじみ深いシンボルマークと、ザクッとした昔懐かしい食感に思わず頬が緩む
ソーダとアイスクリームを製造・販売する「ソーダファウンテン」として1902年の誕生以来、時代の先行く銀座の象徴として感度の高さと美味の数々を発信し続けてきた「資生堂パーラー」。
手土産の聖地とも称される銀座本店ショップでは、「銀座アヴァンギャルド」をコンセプトとしたデザイン性の高いパッケージに、上質で誰からも愛される菓子を詰めた品がずらり。相手の心を射止める間違いのないひと品が手に入る。
それを体現する看板商品が、一枚一枚に花椿が刻印された「花椿ビスケット」。
1932年の製造開始からレシピや製法をほぼ変えず、目指したのは、洋菓子の原型のようなシンプルさ。
厚みのあるビスケットをザクッと頬張れば、軽やかに砕けて口溶け良く、その素朴で優しい味わいは、母親が作ってくれたおやつを彷彿とさせる。
シンボルマークが優美なフォルムを描く、メタリックブルーの缶に閉じ込められた昭和のノスタルジー。時代や世代を超えて、味わう人の心に温かな明かりを灯す。
■店舗概要
店名:資生堂パーラー 銀座本店ショップ
住所:中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 1F
TEL:03-3572-2147
営業時間:11:00~20:00
定休日:年末年始
4.本物よりも果実らしいその口溶けは、老若男女を魅了する
「千疋屋総本店」の「フルートジェリー」¥3,888(9個入)
100%を超える濃縮度による果汁の味わいに、ゼリーをすくう手が止まらなくなる
高級な果物を贈るならば、千疋屋。そう言わしめる確かな品質と品格を築き上げてきた「千疋屋総本店」の歴史は1834年に遡る。
世界的に珍しい果物専門店として「選び抜いた果物を最高の状態で届けたい」という強い信念と誇りを抱き、果物を吟味。
卓越した“フルーツミュージアム”をコンセプトとした日本橋本店には、さらなる果物の魅力を伝えるべく、超一流の果物の他、果物たっぷりのケーキやジュースなど多彩な商品をそろえる。
その中で、果物を凌ぐ人気を誇るのが、ゼリーだ。
春夏に登場する「フルートジェリー」は果汁のみを使用した、滑らかな口当たり。口に含むと一気に果実の香りと味わいが溢れ出し、みずみずしさが波のように押し寄せる。
その秘密は、水分量を損なわない限界まで果汁を濃縮し、果実以上の果実らしさを実現していること。
絶妙な食感のゼリーは口の中に長く留まり、圧倒的余韻をもたらす。
果物に溺れる喜びと清涼感を、きらめきとともに贈りたい。
■店舗概要
店名:千疋屋総本店 日本橋本店
住所:中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー 1F
TEL:03-3241-0877
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
5.女心を掴むなら、「ラデュレのマカロン」という不文律がある
「ラデュレ」の「レグレット・ナポレオン・ヴェール」¥3,348(6個入)
繊細な薄い表面と、中のしっとり感、ガナッシュのマリアージュがたまらない
パリの「アール・ド・ヴィーヴル」(暮らしの美学)を象徴するような、エレガントで洗練された美味と世界観を展開する「ラデュレ」。
この1862年創業のパティスリーにどれほど多くの女性たちが魅了され、ため息をこぼしたかは計り知れない。
「ラデュレ」が生み出した傑作といえば、メレンゲとアーモンドからなる儚いコックに、ガナッシュを挟んだパリ風マカロンだ。
これにより、素朴な伝統菓子だったマカロンは、淑女が味わうにふさわしい華やかなスイーツに。
時を経てクリームやコンフィチュールなど多彩な味がサンドされるようになり、パティシエの卓越した技と感覚から生み出される食感と、風味豊かで気品高いハーモニーが、さらなるときめきを運んでいる。
マカロンと同じく、パステルカラーで織り成されるパッケージも、「ラデュレ」の大きな魅力。
この19世紀パリの華麗な室内装飾をモチーフとしたマカロンボックスは、手に取るだけで夢見心地に。永遠の乙女心をくすぐること間違いなしだ。
■店舗概要
店名:ラデュレ 日比谷店
住所:千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ 1F
TEL:03-4335-4202
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
6.しっとり感で驚かせる、バウムクーヘンの名作の実力たるや
「治一郎」の「バウムクーヘン」ホール¥1,480(4cm)/カット¥4,500(12個入)
しっとり感と滑らかさ、たまごの風味が同時に押し寄せる幸せに包まれる
「治一郎のバウムクーヘン」が生まれたのは、2002年。旧式のオーブンで偶然生まれた生地を原点に、100回を超える試作を経て完成し、商品化に漕ぎつけた。
目指したのは、飲み物がなくても美味しく食べられる究極のしっとり感。「治一郎」の店名は、開発を手掛けた職人の名前からつけられた。
きめ細やかでふんわりした生地の秘密は、たっぷりの卵黄と卵白を分けて別々に泡立てて混ぜ合わせる、「別立て法」と呼ばれる製法。棒芯からいまにも流れ落ちそうなほど柔らかな生地を、職人が片時も離れず慎重に、低温でじっくり焼き重ねていく。
1層1層丁寧にならして凹凸を作らず、薄くレアに焼き上げられた生地は、喉が潤うほどしっとりとして、たまごのコクと風味が豊か。
ごく薄くかけられたグレーズ(糖衣)がシャリッと優しい甘さを添え、子どもから大人まで顔がほころぶ味わいを生み出している。
ひたむきな職人の情熱と、端正な層が織り成す確かな美味しさ。誰に贈っても胸を張れるひと品がここにある。
■店舗概要
店名:治一郎 KITTE丸の内店
住所:千代田区丸の内2-7-2 JPタワー 1F
TEL:03-6551-2566
営業時間:11:00~21:00
定休日:施設に準ずる
7.“エルメ”の代名詞が詰まったこの8粒に勝る感動はない
「ピエール・エルメ・パリ」の「アソリュティマン ド ショコラ」¥4,266(8個入)
パティスリー界のピカソによる、食感・味の時間設計が新しい境地へと誘う
時代の風雲児、先駆者、巨匠、鬼才、そして“パティスリー界のピカソ”。
あらゆる称賛を欲しいままにしてきたのは、世界にその名を轟かすフランス人のパティシエ、ピエール・エルメ氏だ。
オート・パティスリー(高級菓子)を通じて描き出す「味覚・感性・歓喜」の世界は、多くの人々を熱狂させ、魅了してやまない。
その哲学をひと箱で心ゆくまで堪能できるのが、「アソリュティマン ド ショコラ」だ。
ローズ、ライチ、フランボワーズを掛け合わせた「イスパハン」、アーモンドとコーンの相性に唸る「アンフィニマン プラリネ マイス」をはじめ、小さなひと粒に構築された味わいは、ガトー(ケーキ)に勝るとも劣らず多彩でクリエーティブ。
世界中から厳選された素材が醸し出す風味の豊かさといい、まるで香水のごとく緻密に構築された香りの層や時間軸といい、すべてが驚きと感動に満ちている。
箱を開けた瞬間から始まる小さなドラマの数々。艶やかに並ぶショコラは、贈る側の美意識を静かに物語る。
■店舗概要
店名:ピエール・エルメ・パリ 青山
住所:渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1F/2F
TEL:03-5485-7766
営業時間:12:00~LO18:30
定休日:不定休
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