高田馬場のビストロ、虎ノ門の和牛&飲み放題、清澄白河のフレンチ割烹。予約困難グルメ3軒の攻略法

200回電話をかけても無理…そんな理不尽さえも、もはや「おいしい証拠」として受け入れてしまう店が、この街にはある。食べて飲んでひとり2万円台。理屈を超える熱狂、価格を凌駕する圧倒的な満足感を味わえる、東京の夜を熱くする店を徹底取材。

今回は、高田馬場の正統派ビストロ、虎ノ門の焼肉、清澄白河のフレンチ割烹の3軒を紹介。



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1.200回コールもいとわない!誰もが恋焦がれる正統派ビストロの最難関
『ラミティエ』@高田馬場

高田馬場『ラミティエ』の外観

ドレスコードは空腹。夢にまでみた深紅の扉を開ける奇跡に歓喜する


高田馬場駅から徒歩5分。映画館の向かいの小道を曲がる頃から心がワクワク躍り出す。深紅の扉の前に立てばお腹を空かせて浮足立つ大人たちの興奮が手に取るように伝わる。

骨太な料理が皿いっぱいに盛られ、その見た目だけでワインをそそる。

“胃袋ごとパリに連れていかれる”一軒は連日連夜、食いしん坊たちの熱気であふれている。



学生たちでにぎわう街の静かな路地裏に、ひっそりと佇む『ラミティエ』。この扉を開けることを夢見て、何度も予約に挑戦したグルマンたちも多いはず。

中には200回電話をかけても繋がらない……という声も耳にするほど、わずか24席の枠は奇跡のプラチナシートに近い。

高田馬場『ラミティエ』の内観

フロアを切り盛りするのは、シェフの奥様の紀子さんと息子の素和さん。ふたりが醸すあたたかな空気感もまた、大人たちを心地良く酔わせ、気分よくボトルが次々に開いていく


それほどに食べ慣れた大人たちが殺到するのは、創業から26年間大切にしてきた“パリの気軽なビストロ”を誠実に体現し続けているから、だ。

オーナーシェフの宮下清志さんが20代でパリを訪れたとき、庶民たちが集うビストロのカジュアルな料理と活気に「これだ」と心を動かされた。

宴を祝う泡を片手に仲間と登るタブレの山の楽しさたるや

高田馬場『ラミティエ』の「ホタルイカのタブレ」

圧倒的なボリュームに歓喜の声が沸くのが、季節ごとに食材が変わるタブレ。この日はヤングコーンや菜の花などにデュカでエスニックな風味を添えた「ホタルイカのタブレ」¥2,000


料理はフランスの大衆料理や郷土料理が中心。「お腹いっぱいになって帰ってほしい」と、どの皿も3〜4人でシェアしても満足のボリュームながらリーズナブル。

自ら“会話の邪魔をしない料理”と謙遜するが、丁寧な仕事が伝わる料理はどれもしみじみと美味しく、今夜もテーブルに笑顔を運ぶ。

高田馬場『ラミティエ』の「北海道産ニシンの冷製マリネと温かいインカのめざめ」


「北海道産ニシンの冷製マリネと温かいインカのめざめ」(¥1,600)は、ごろりと入ったニシンとオイルに漬け込んだ玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを一緒に味わう、本場のビストロ定番の前菜。

高田馬場『ラミティエ』の「帆立とエビ、イトヨリのクネル アメリケーヌソース」


「帆立とエビ、イトヨリのクネル アメリケーヌソース」(¥3,000)は、風味たっぷりの魚介のすり身と濃厚なエビのソースに唸らずにはいられない。

別皿で寄り添うさわやかなジャスミンライスも憎い。

高田馬場『ラミティエ』の「国産牛のロース ステークフリット」


「国産牛のロース ステークフリット」300g ¥4,800。

本場さながらの豪快で骨太なステーキと、大盛りのフレンチフライに食欲とワイン欲が暴走する!

クラシックも自然派もそろえる懐の深さが嬉しい

高田馬場『ラミティエ』で提供しているワイン


フランスワインのみでクラシックと自然派の両方をラインナップ。リストはなく、客の好みにあわせてワインを提案してくれる。

ボトルでがぶがぶ飲むグループ客も多く、カウンターに並ぶ空き瓶の数は「楽しい夜の証し」となる。グラス¥1,200~、ボトル¥7,000~。



時代や流行りに廃れない“いい店”の解がここにある。


― for Reservation! ―
来店日1ヶ月前の13時半から電話にて予約を受付


予約方法はいたってシンプル、ひたすら電話をかけるべし。チャンスは毎日訪れるが、200回かける強者もいるので、心して臨みたい。

【予約はこちらから】
TEL:03-5272-5010

ラミティエ(高田馬場) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

2.40銘酒と肉が織りなす背徳感は、訪れた者のみが浸れる享楽
『虎ノ門 肉と日本酒』@虎ノ門

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』の外観

「虎ノ門ヒルズ」からほど近くの「肉」の看板が目印


予約を獲得した仕事帰りの大人たちで賑わう


あの『肉山』と同等の肉が食べ放題で銘酒も飲み放題なのに¥7,990。港区とは思えない値段設定で肉欲深き大人たちの“垂涎の的”に。



新橋からも近い絶好のロケーションで、これまで見過ごしていたことが悔やまれる。

『虎ノ門 肉と日本酒』は、予約困難で全国に名を轟かせる吉祥寺の『肉山』がプロデュースした焼肉店。

12品食べ放題+フリーフローで¥7,990は背徳この上ない!

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』の「和牛特選レバー」

鮮度抜群の「和牛特選レバー」から食べ放題開始。にんにく入りの塩ダレで食す


フロアごとに食べ飲み放題のコースがあり、1階は日本酒のラインナップが秀逸で¥7,990と破格。

濃厚なレバーや脂がほとばしるカルビなど、和牛が次々と登場し、肉はすべておかわり自由。

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』の「旨味タン」


「旨味タン」を焼くと香ばしい匂いが一気に広がる。

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』の「旨味タン」、「30日熟成厚切りタン」、「飲めるタン」


いわゆるタン先の「旨味タン」のほか、タン元を使う「30日熟成厚切りタン」に1頭分のタンの裏側を極薄にスライスした「飲めるタン」の3種が盛り合わせられて大充実のひと皿。

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』の「和牛カルビ」、「柔らか赤身」


脂の旨さが炸裂する「和牛カルビ」と口当たりの優しさに感動する「柔らか赤身」はともにタレで。

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』のタレ肉でご飯を巻いている様子


タレ肉でご飯を巻く背徳感がたまらない。

「而今」「十四代」など、愛飲家歓喜の銘酒がそろう

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』で提供している日本酒

冷蔵庫には一升瓶がぎっしりで「而今」などの希少銘柄から初めて見るものまで種類豊富


そのうえ、日本酒をはじめ、アルコールを好きなだけ飲める。専用の冷蔵庫をのぞくと、なんと「十四代」を発見!

虎ノ門『虎ノ門 肉と日本酒』で提供している「醸し人九平次」

日本酒は店長の小林さんが信頼する5軒の酒販店から随時仕入れる。ラインナップに「醸し人九平次」が入ることも


店長の小林利彦さんが「日本酒は仕入れ次第で銘柄を随時入れ替えます。今日は『而今』も『醸し人九平次』もあります」とテンションが上がることをサラッと言う。

腹パン覚悟で追加を重ねると、いい気分。旨い日本酒もぐびぐびとあおれば、肉ラバーで満席なのも納得だ。


― for Reservation! ―
グルカレにて3月27日に予約を受付開始


3月27日(金)12:00に、グルカレでの予約が解禁。人気の食べ飲み放題のコースも、これからはグルカレでスムーズに予約が叶う。

虎ノ門 肉と日本酒(虎ノ門) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

3.西に『とだか』、東に『ほ志の』。食いしん坊が予約を争う聖地がある
『ほ志の』@清澄白河

清澄白河『ほ志の』の内観

父が営んでいた鮨店をそのまま活かした店内。下町で生まれ育ち、祭り好きな星野さんの“溺愛神輿グッズ”が並ぶ


年々勢いを増す東京のイーストサイドで、豪華食材を高コスパで楽しめる店といえば『ほ志の』。この満足感、尋常じゃない。



昭和の町鮨そのままの店内が連夜、熱気に包まれる。「満席でほぼ電話にも出られません。本当は出たいんですが……」と恐縮する店主の星野直人さん。

開店8周年を経てなお大人気のフレンチ割烹だ。

オマールエビにキャビア。フリーフロー付き¥10,000の快楽に溺れる

清澄白河『ほ志の』の「鴨のローストトリュフ風味の赤ワインソース」

しっとり滑らかで絶妙な焼き上がりの「鴨のローストトリュフ風味の赤ワインソース」。スライストリュフも芳しく香る


星野さんは都心のホテルやレストランで腕を振るった料理人だが、外食企業の商品開発担当だった時期もあり、発想は柔軟。

フリーフロー付きで1万円の「スペシャルコース」では〆に季節の炊き込みご飯を提供する。高級食材も続々登場。仕上がりはどれも華麗で食べれば日本人らしい繊細な旨みが宿っていて染みる。

清澄白河『ほ志の』の「カリフラワーの冷たいムース」


コンソメジュレにキャビアを添えた「カリフラワーの冷たいムース」。

清澄白河『ほ志の』の「オマールエビの茶碗蒸し アメリケーヌソース」


ブリブリの身に濃厚なソースも合う「オマールエビの茶碗蒸し アメリケーヌソース」。

清澄白河『ほ志の』の「さわらの炊き込みご飯」

鰹だしで炊く「さわらの炊き込みご飯」。さわらはバターでポワレし、風味豊かに。料理はすべてスペシャルコース(¥10,000/2日前までに要予約)より


何よりこの料理がレトロな空間で食べられるギャップが痛快。

清澄白河を賑わす予約殺到な訳に納得だが、めげずに電話をすれば、この幸せが待っている。

清澄白河『ほ志の』の外観

白い長暖簾が印象的な玄関。信楽のタヌキが出迎える


― for Reservation! ―
電話から予約を受付


予約は電話から。24時までの営業のため、21時以降からなど遅い時間帯に空きがある場合もある。電話は、木金の18~19時が狙い目だ。

【予約はこちらから】
TEL:03-6458-8820

ほ志の(清澄白河) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

▶このほか:目黒の隠れた美食エリアに食の知見を活かした自由な発想のフレンチが誕生

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