Q1:会う前の段階で、女が思っていたことは?
亜子と出会ったのは、マッチングアプリだった。綺麗な瞳に、すっと通った鼻筋が印象的な31歳。ヘルスケア関連の会社に勤めているという。
写真をスワイプすると、海外でヨガをしている写真と犬の写真も出てきた。まさに“ヘルシーな美人”という感じで、とても好感度が高い。
― 素敵な人だな。
そう思った僕は、すぐに亜子にメッセージを送った。
― ヒロキ:初めまして!お綺麗な方だったので、メッセージを送らせていただきました。現在丸の内に勤めている32歳で、ジムと犬が好きです。たくさんメッセージ来ていると思いますが、お話しできると嬉しいです。
すると数日経ってから、亜子から返信が来た。
― 亜子:初めまして、メッセージありがとうございます。犬、お好きなんですね。何か飼われていますか?私はオフィスが虎ノ門なのですが、タイミング合えばぜひ会いましょう。
そしてここから一気に話は進み、金曜の夜にデートをすることになった。
ただ、ここで迷いが生じる。亜子は中目黒に住んでいるらしいが、僕のオフィスがある丸の内の方からは少し遠い。しかし、彼女の家に近すぎるのも下心があると思われそうだ。
― 場所、どこにしようかな。
日程は決まったものの、店を決められずにいた。
だから前日の夜に、亜子に聞いてみることにした。
― ヒロキ:明日、何系が食べたいとかありますか?あと場所なのですが、恵比寿でもいいですか?
一応、日比谷線沿いを提案してみた。オフィスから家までの動線内だろうし、ベストかなと思ったからだ。
― 亜子:恵比寿、助かります!ありがとうございます。何系でも良いのですが…和食とか?
― ヒロキ:和食ですね、わかりました。お店、探しておきますね
こうしてエリアは無事に決まった。あとは店を選ぶだけだ。その夜色々と考えた結果、僕は恵比寿にあるカウンター席がある和食の店にした。
そしてデート当日の朝、僕は亜子に店の詳細を送り、あとは夜に会うだけになった。
― ヒロキ:本日、こちらに19時半でお願いします
― 亜子:おはようございます、わかりました。では19時半に!
こうして、僕たちの初デートがやってきた。








この記事へのコメント
でも金曜なら、前日に食べたいものや場所希望を聞くのではなくもっと事前に予約した方がいい気がするよ。 まぁ亜子の言い分は声がデカい&アプリで知り合った事を周囲の客に知られたくないとかその程度だろうけど。 でもまだ彼の事良く知らないし一瞬恥ずかしいにしてもそれだけで切るのはもったいない。もっと内面的な魅力があるかもしれないのに。