表紙カレンダー Vol.144

JO1の川尻、河野、豆原と銀座のホテルで過ごしたら見えた、3人の熱い思いとは

昨年12月、ロンドン発のホテル「YOTEL(ヨーテル)」の日本初進出となる「YOTEL東京銀座」が誕生。各国に23軒を擁し、いまアジアでの展開を加速する。

そんな注目のホテルを訪れたのは、デビュー5周年イヤーのグローバルボーイズグループJO1から川尻 蓮さん、河野純喜さん、豆原一成さん。

今年、初となるワールドツアーで躍動した彼らと国際的ホテルの化学反応をご覧あれ。



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世界を見るJO1の3名がいま思うこと

JO1の川尻 蓮、豆原一成、河野純喜

2階のエレベーター前で、左から河野純喜さん(27歳)、豆原一成さん(23歳)、川尻 蓮さん(28歳)。「YOTEL」ではアクティブとリラックスの調和をとる色としてパープルを各所に採用


多彩な個性が集結した11人グループJO1。ユニットの組み合わせは幾通りにも及ぶが、川尻 蓮さん、河野純喜さん、豆原一成さんでの3人は珍しいとか。

知られざる共通点は?


河野:みんな田舎出身?(奈良出身)

川尻:僕は違うね。(福岡市出身)

豆原:僕は山の方です。(岡山出身)

川尻:共通点、探します。純喜は慎重派というか、石橋を叩いて渡るタイプだけど、ここふたりは“いけるっしょ”という性格で似ているかもです。

豆原:蓮くんは、意外とまともなんですよ。社会人としてしっかりしています。それは一緒なのかなとは思います。

河野:俺もまともやん!

川尻・豆原:いやいやいや(笑)。

東カレ:河野さんのまともじゃないところをポジティブに言うと?

豆原:まともではあるんですけど、少し抜けているというか。

JO1の川尻 蓮

川尻さんが訪れたのは、「Ginza Game Room」というゲーム機がある部屋。ネオンアーケードで日本のゲーム文化を再現している。ここでゲームを一緒にしたい人を聞くと、「(木全)翔也ですね」と川尻さん。「ジンジャエールでも片手に寝るまでゲーム。そのまま眠れるように、先にお風呂に入っておきたいですね」


川尻:それが愛らしさではあります。

豆原:指摘をすると、「確かにそうだね。気をつけよ」と、とても素直です。

東カレ:何か具体的なエピソードは?

豆原:携帯をずっとなくしています。

河野:少し前にLAの空港でもなくしました。立ち寄ったショップを聞いて回っても店員さんは「探しとくわ」みたいな感じで、でも出てこなくて。スタッフさんに電話をかけて音を鳴らしてもらったら、聞いた店員さんからピピピって鳴り出したんですよ!

川尻:めっちゃ怒ってる(笑)。

河野:携帯はよくなくしますけど、本当になくしたことは一度もないです。

川尻:それは周りのメンバーとスタッフさんがちゃんと探すから。

河野:ありがたいです。いい方法がありまして、『Love seeker』という僕らの曲に“Where is my love?”という歌詞があって、“LOVE”を“Phone”に替えて歌うとみんな探し始めてくれます。

「僕たちのライブは、JAMの声援があって初めて完成するもの」


今年のJO1は目まぐるしい活躍だった。2月から4月にかけて米国とアジアの6都市を巡るワールドツアーに旅立ち、その後、単独初の東京ドーム公演を実施。8月末までで国内外の5つのフェスにも出演した。

海外ファンを増やし続けると同時に、日本のJAMとの絆も日々強くなっていく。海外公演に駆けつける人も多く、ステージからも気付くという。


河野:サンリオさんとのコラボで作ってもらった「JOCHUM(ジェオチャム)」というキャラクターがあって、そのアイテムをバッグとかにつけているかいないかで割と分かります。

豆原:おそらく海外ではなかなか買えないので。

川尻:現地語で「盛り上がってますか?」と聞いた時のペンライトの動きで、現地の方か日本の方か分かります。

東カレ:日本から飛行機で来てくれるのは嬉しいですよね。

河野:一緒に旅行に来ている感覚です。

東カレ:国内外のJAMのみなさん、情熱的な印象です。ライブもJO1のエネルギーとJAMのエネルギーが交わされているような高揚で。

JO1の河野純喜

ここに一緒に泊まるなら、「(與那城)奨くんかまめか。奨くんとは『鬼滅の刃』の映画を一緒に観に行ったばかりなんですよ」と河野さん。1階の『KOMYUNITI』では、朝食からアフタヌーンティー、ディナーまでを提供。「銀座ダブルチーズバーガー」を試し、「柴漬けの酸味のおかげで、食べ心地がスッキリしていてハマります!」と賞賛。


河野:僕たちのライブは、本当にJAMの声援があって初めて完成するものだと、最近、より一層実感しています。

川尻:「ここで声を出してもらおう」と、僕たちも歓声や声援を想定してライブを作っています。

豆原:掛け声を覚えてきてくださって、声援が大きくてありがたいです。

川尻:「東京ドームであんなに大きい声援は聞いたことがない」と音響さんが言っていました。

河野:JAMのみなさんの日々のボイトレの成果が表れていますね。

「JO1はライブへの欲がどんどん出てくる人が集まったグループ」


今年デビュー5周年イヤーの彼らは新たな挑戦を続け、活躍の幅は常に拡大し続けている。

その先に目指したい舞台を聞いた。


川尻:次はドームツアーを目指したいです。JO1は、そういう欲がどんどん出てくるタイプの人間が集まったグループ。ワールドツアーも今後はもっと色々な場所を回りたいですし、もっと大きな会場でも公演してみたいです。

東カレ:今後ライブをしたい場所は?

川尻:ハワイですね。MV撮影で行って景色が綺麗だったので、外でフェスのように開催できたら最高です。

河野:僕はヨーロッパで特にイタリアですね。パスタが好きなので。ライブをしたあと、本場でパスタ修業をしたいです(笑)。

JO1の豆原一成

「海外の風を感じるホテルですね。エレベーター前に大きく階数が書いてあるのがお洒落です」と豆原さん。撮影は『KOMYUNITI』のバーで行い、豆原さんは棚に並ぶウイスキーに関心を示していた。ミクソロジストが手がけるカクテルにも個性が表れる。「友達同士で誕生日にお部屋を予約して、バーで乾杯するのも素敵ですね」


豆原:楽しそう(笑)。そういうモチベーションもいいね。僕は国立競技場です。あれだけ大きい会場でもライブが面白いと思ってもらえる存在になりたいからです。僕らはフィジカルが強いメンバーもいますし、大きな会場でこその面白いアイデアが出てくるはず。

東カレ:“Go to the TOP”というJO1の合言葉が、大きな目標への後押しにもなっているのでは?

川尻:そうですね。いまでも、「俺らの挨拶格好いいよな」と話していて、そういう自信もあって、みんなが気に入っている言葉なので力になります。

豆原:その言葉が重荷になっていないのもJO1らしいと思います。

河野:5年間の活動の中でも、正直、波はありましたし、しんどい時期もありました。それでも“Go to the TOP”と言い続けてきたから、本当に「上に行こうぜ!」とみんなで思えています。大変な時期も楽しい時期も、この言葉が道標としてメンバーを鼓舞し続けていると思います。


上り続けることはハードなはずだが、3人はどこか軽やかに、楽しそうに語る。

心身を尽くすパフォーマンスで観客と交流し、その一瞬一瞬の幸福感が、彼らの力になっているようであった。

■プロフィール
JO1 人気オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』を経て2019年12月に結成され、2020年3月にデビュー。10月22日に11枚目のシングル「Handz In My Pocket」が発売。内に秘めた自信やポテンシャルをテーマしたタイトル曲を含む5曲を収録

■衣装
[川尻さん]ベルベットジャケット¥556,600、シャツ¥145,200、パンツ¥273,900、シューズ¥229,900〈すべてゼニア/ゼニア カスタマーサービス TEL:03-5114-5300〉、シルバーネックレス¥301,750(参考価格)、ゴールドネックレス¥217,000、ゴールドヘッド¥138,060(参考価格)、ブレスレット¥145,000、リング¥430,000~〈すべてギンザタナカ/ギンザタナカ TEL:0120-556-826〉
[河野さん]レザージャケット¥1,210,000、ニット¥266,200、シャツ¥114,400、パンツ¥215,600、シューズ¥353,100〈すべてベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク TEL:0120-961-859〉、その他スタイリスト私物
[豆原さん]ジャケット¥418,000、ニット¥136,400、シャツ¥107,800、パンツ¥242,000、シューズ¥133,100、ベルト¥154,000、ブレスレット¥88,000、リング¥62,700〈すべてヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン URL:www.versace.jp


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