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表紙カレンダー Vol.142

「『イイじゃん』で勝負に出てみたかった」M!LK5人の気持ちがひとつになった、夢を語ったアツイ夜

キャッチーなメロディと記憶に残る振り付けの楽曲『イイじゃん』で大バズり中のM!LKの5人。

そんな彼らと今年7月に開業したばかりのラグジュアリーホテル「フェアモント東京」を訪れ、東京湾を一望する152㎡の「ザ・ビュー スイート」ツアーを敢行。

東京のホテルシーンにおいて、話題沸騰中の港区イチ“ホット”なホテルで、ホットな5人のいまに迫った!



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11年目の新生M!LK5人が考える、ブレイクのその先。

M!LK


SNS総再生回数21億回(7月末現在)を突破した『イイじゃん』。グループ結成10年にして手にした“名刺代わり”の1曲は、そもそもどうやって生まれたのか。誕生秘話を聞いた。


吉田:アルバム制作にあたり、リード曲が最後まで決まらなかったんです。色々と意見を出し合ううちに、みんなで遊べそうなナンバーがいいよね、と。

山中:『イイじゃん』のデモを最初に聞いたとき、当初はサビの部分の曲調が全編を通して貫かれているようなナンバーで。

塩﨑:でも、アルバムのタイトルが『M!X』だから、J-POPの要素を掛け合わせようか、とスタッフさんと相談したんだよね。

山中:そう。それで数日後にそのJ-POPの方が出来上がったので聞いてみたら、M!LKらしい王道キラキラソングで、これはこれでいい感じで。当初のサビは使わない方向もアリ?なんて意見も出ましたね。

佐野:ただ、次にリリースするシングル曲『アオノオト』が王道キラキラ、っていうのは決まっていたので、ここら辺で一発かましておくか!と勝負に出てみたという感じですね。

吉田:僕は完成した楽曲を聞いて、純粋に面白い!ってテンションがぶち上がりました。


キャッチーな振り付けとともに、今年上半期のSNSシーンを大いに沸かせることとなった。曲がバズった経験は、彼らにどんな変化をもたらしたのだろうか。


吉田:(取材時は)まだ8月ですが、今年がこの10年でいちばん歌番組に出させてもらっているので、本当にありがたいな、と。

塩﨑:実感はようやくちょっとずつ、ですかね。街中で流れていたり、カフェで隣の人が『イイじゃん』の話をしているのを耳にして、あ、俺らの話してる!って。

曽野:先日、外でロケをしていたら子どもたちが寄ってきて「『イイじゃん』の人でしょ!?今何してるの?言わないから教えて」って声かけてくれて、嬉しかったなぁ。

山中:顔バレするようになったってことだよね。確かに前より気軽に眉サロンとかは行けなくなったかもしれない。『イイじゃん』の人、来てたよって言われたら嫌だなって(笑)。

佐野:なんだよ、それ(笑)。

「1年ぶりの5人での焼肉。仕事の話はしない約束だったけど熱くなって……」


誰かがボケれば、誰かがツッコみ、全員で笑い合う。5人の仲の良さはきっと、強固な信頼関係がベースにあるからなのだろう。

聞けば、つい先週もプライベートで5人で焼肉を食べに行ったとか。

M!LK


佐野:プライベートで5人がそろうのは、1年ぶりくらいだった!?

山中:YouTube撮影とか一切ナシ、という意味ではそうだね。

吉田:でも、そろそろ集まろうって言ったの半年前よ(笑)。

曽野:お酒もちょっと飲みたかったから、次の日朝早くないっていう条件が整ったのが先週だったんだよね。

塩﨑:ライブの打ち上げを兼ねて、ようやく行けた!

佐野:太智が「仕事の話はもうええねん」って言うから、今日はしないでおこうってみんな思っていたのに、早々に仕事の話し始めたよな。

塩﨑:え!?俺、仕事の話してた?

佐野:してたわ!怖いわぁ。「今、ホントに俺ら大事な時期じゃね!?今行かないで、いつ行くねんって話だから、マジ気を引き締めて行こうな!」って言ってた。

山中:そうそう。めっちゃ熱かったよ。いい感じでお酒が回っていたみたいで、覚えてないだろうけど。

塩﨑:いや、そ、それは覚えてます。

吉田:絶対、覚えてない!でもまぁ、太智のその熱い気持ちが嬉しかったし、みんなで改めて想いを共有できたから、よかったんじゃない。

曽野:みんなで手繋いだり、ねぇ(笑)。

吉田:全員で気持ちをひとつにして、ひとつのひらがなを頭に思い浮かべる。それで、その1文字を「せーの!」で言葉にして同じだったら、紅白に行けるかも!っていう、謎のあれね。

曽野:250分の1の確率ですよ、合うわけないんですよ(笑)。

山中:結局、誰かがシーって言い出して、ある1文字に誘導するから全員合ったんだよな。

佐野:それがなんの文字だったかは覚えてないけど。

「ライブに来てくれたお客さんを幸せにして帰すことが僕らの使命」


彼らが2025年の集大成として掲げる目標、それが紅白出場だ。そして、その先には結成以来、ブレずに持ち続けている「ドームツアー」の夢がある。

M!LK

「フェアモント東京」の天空のバンケットのホワイエで5人そろっての集合シューティング。天井が高く洗練された空間で、思い思いのポージングをとるメンバーは、自信に満ちていて、どこか神々しい空気すらまとっていた


佐野:『イイじゃん』をきっかけに、もっともっと、M!LKを知ってもらいたいし、メンバーそれぞれの個性も知ってもらいたい。最近は楽曲作りにも積極的に参加していて、『チラチLOVE』という吉田推しの曲でもいいものができたと自負しています!

吉田:おいおい、俺は推してくれなんて一言も言ってないぞ!勇斗が勝手に指名してきて……。

佐野:「だ・れ・に・し・よ・う・か・な」ってやったら、仁人になったんだよ。

吉田:そんな適当な選び方かよ!

佐野:ほら、『イイじゃん』もそうだけど、決め台詞系って、俺とか柔太朗が言うことが多いから、仁人がやってみたらどうかな?面白いんじゃないかな、って。

塩﨑:あの少し照れてる感じがいいんだよね。まだ、心から乗り切れてないというか。

山中:そのままの君が素敵。

曽野:そうです、そうです。

吉田:……。リーダーだというのに、毎回、こんな感じでいじられてますからね、僕。

曽野:ほら、ドームツアーとは別でもうひとつ、全員で富士山に登るっていう目標も忘れないでよ。

吉田:だからー!俺は行かないってずっと言ってるじゃん。カゴで運んでよ。中でTikTok見てるから。

佐野:はいはい。


早朝からのシューティングにもかかわらず、現場に笑顔をもたらし、颯爽と次の現場へと向かった5人。

彼らが放つポジティブなオーラには、人を元気にする力がある。躍動するM!LKの未来は、必ずや輝きに満ちている。

■プロフィール
M!LK 2014年に結成。ドラマ、映画、バラエティなど、音楽活動に留まらず変幻自在に活動する、5人組王道アイドルグループ。メンバーは佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人。2025年3月にリリースした2ndアルバム『M!X』のリード曲、『イイじゃん』がSNSを中心に大ブレイク。7月9日リリースの『アオノオト』もCMタイアップ曲に選ばれるなど、勢いに乗る。12月からは全国3都市を回る冬ツアーが控えている。

■衣装(全身写真左から)
[山中さん]ジャケット¥500,500、グレーシャツ¥225,500、ストライプシャツ(参考商品)、パンツ¥225,500、ネクタイ(参考商品)、シューズ¥209,000、リング¥131,000〈すべてBottega Veneta/Bottega Veneta Japan TEL:0120-60-1966〉
[吉田さん]ブルゾン¥1,380,500、シャツ(参考色)¥160,600、パンツ¥220,000、ネクタイ¥73,700、シューズ¥242,000(参考価格)、ブレスレット¥104,500、リング¥92,400〈すべてBottega Veneta/Bottega Veneta Japan〉
[佐野さん]ジャケット¥520,300、シャツ280,500、パンツ¥225,500、ベルト¥99,000、シューズ(参考商品)〈すべてBottega Veneta/Bottega Veneta Japan〉
[塩﨑さん]レザーブルゾン¥1,839,200、シャツ¥92,400(参考価格)、パンツ¥147,400、ネクタイ¥77,000、シューズ¥214,500(参考価格)、ブレスレット¥326,700〈すべてBottega Veneta/Bottega Veneta Japan〉
[曽野さん]コート¥579,700、ニット¥957,000、シャツ¥160,600、パンツ(参考色)¥220,000、ネクタイ¥29,700、シューズ(参考色)¥280,000、ブレスレット¥90,200、リング¥154,000〈すべてBottega Veneta/Bottega Veneta Japan〉



▶このほか:「太陽の下で飲むと美味しい」山下智久が浴衣姿で語る、夏に飲むシャンパンの魅力とは



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