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  • 海・山・温泉で癒やされる!この夏行きたい贅沢ホテル5選

    ハマダイの前菜はディナーコース「ビアリッツ」内から。ハマダイは沖縄で“アカマチ”と呼ばれ、沖縄高級三大魚のひとつとされる。コースのメインは沖縄産黒毛和牛フィレ肉のグリルとフォアグラのポワレ。「ビアリッツ」¥29,095


    まるでジュエリーのようなウザテラス流前菜に感嘆する


    ダイニングも海に面し、大自然を目にする環境でありながら白いクロスが敷かれているコントラストがお洒落だ。だから食べる方も、少しドレスアップするくらいが楽しい。

    そこでいただけるのは、沖縄の食材をふんだんに使った地産地消によるフレンチのフルコース。注目は隣に農園をもつため採れたての野菜が使われること。

    畑は想像以上に広大で、栽培される食材は年間で100種以上。植物のプロであるスタッフが毎日大切に世話をする畑をゲストが見学し、収穫体験をすることもできる。それも無料で持ち帰れるというから、本当にきっぷがいい。

    「ドラゴンフルーツの花は夜だけ咲くんですよ」なんて話を聞けるのも、都会では絶対できない体験だ。

    そんな畑からの野菜を輝かせるのは、シェフの喜納正智さん。喜納さんはフランスの星つきレストランで腕を磨き、2020年からこのリゾートのシェフに就任した。沖縄に生まれ、島の食材に精通し、島の魚や黒毛和牛を畑の恵みと出合わせる。

    前菜からその料理は沖縄らしく華やか。沖縄産ハマダイと夜光貝のマリネにカブやズッキーニなどからなる農園野菜のタルタルを合わせ、それらを沖縄産もろみ酢のヴィネグレットでまとめる。昆布やアサリのジュレで旨みをさらに補塡し、ハーブの爽やかさもアクセント。

    ひと皿に島の食材が20種以上使われ、口に含めばいくつにも重なる鮮やかな香りに驚き、研ぎ澄まされた旨みと酸味が舌を喜ばせる。まさに見た目に負けない華やかな味わい。無論、シャンパンと相性抜群だ。

    ディナーを提供する『ファインダイニング』では、テラスでコースを楽しむことも可能。夏は19時頃にスタートすれば、日暮れ後の移り変わる空とフレンチとが競演する


    料理が続き、「リゾートでも食に妥協したくない」と願う大人を満足させる。

    そして朝食も地産地消で、ヴィラのプールサイドで食べれば最高の1日がスタート。食が決め手となり、再訪を願う人が絶えないことに納得する。

    チェックアウトの時間に後ろ髪引かれるのは当然だ。しかし、見送りのスタッフたちの笑顔と帰りがけに見えるプルメリアの花に、「仕事を頑張ってまた来よう」と清々しい気持ちにもなる。

    そういったエネルギーチャージができるリゾートこそ、大人の夏休みの舞台に相応しいのだ。


    3,700坪を誇る自家農園で採れたばかりの食材たちが美しくディナーを盛り上げる


    リゾートのゲートの向かいにある農園は、野菜のみならず果実や花も栽培するため絵になる。

    ゲストは看板の下にさげてあるカゴを手に、好きな旬の野菜や果実を収穫して持ち帰ることができる。

    農園を仕切る棚原和也さん。カゴの中は金魚草やレモンマリーゴールド、チコリ、金時にんじん、葉ごぼう、イタリア種の白菜など。

    ハーブだけでも40種を栽培し、摘みたてのハーブはラウンジなどでハーブティーとしても提供される。


    こだわり食材の朝食はインルームでも楽しめる


    朝食のメインはエッグベネディクト、ワッフル等5種をそろえ、写真は紅芋と農園で作られた小麦を使用して仕上げたガレット。

    パンはホテル直営のベーカリーで焼き、液化天然酵母を使っているので小麦本来の風味が際立っている。

    そういった細部までのこだわりと上質さがあるから、厳格な審査をクリアしたホテルだけが名を連ねる「ルレ・エ・シャトー」に沖縄で唯一加盟する。

    ※1954年にフランスで発足された、一流のホテル、レストランで構成される世界的な非営利会員組織。創業当時より、5Cの基準による厳格な審査をクリアしたホテルとレストランのみに加盟を認めている。現在、世界65ヶ国、580のホテルとレストランが加盟

    ■施設概要
    施設名:THE UZA TERRACE BEACH CLUB VILLAS
    住所:沖縄県中頭郡読谷村宇座630-1
    TEL:098-921-6111
    URL:https://www.terrace.co.jp/uza/