
乃木坂46・遠藤さくらが語る、グループへの想い。日本初上陸の銀座“御宝軒”で見せた素顔と本音
世界中の美食家、成功者が集うことで知られるシンガポール発の本格高級中華“御宝軒”。今年4月、待望の日本初の店舗が誕生した。
舞台は、中央通りを見下ろす銀座二丁目のビル上階。贅を極めた弩級の空間で味わう高級食材を惜しみなく使った料理の実力はいかに。
乃木坂46のメンバー、遠藤さくらさんとともに、いざ足を踏み入れた。
乃木坂46のエースが語る、グループを心から愛する気持ち
美しい人は、骨格から美しい。心が清らかな人は、ゆっくりと話す言葉からそれが自然と滲み出る。シューティングを通し、そんなことを私たちに教えてくれた遠藤さくらさん。
美術館のような静謐さと、和の美意識が融合した上質な空間に佇む彼女は、どこを切り取っても絵になった。
「こんな豪華な大人の空間にきちんとなじめているか、心配です……。ただ、おでこを出してヘアをアップにするのは珍しいので、ファンの方は喜んでくれるんじゃないかな」
そう言って恥ずかしそうにうつむいた。
デビュー13周年のバースデーライブを終えたばかりのタイミングで行われた今回の取材。まずはその通称“バスラ”の話から聞いてみた。
「今回のライブでは、加入したばかりの6期生と初めて一緒のステージに上がって。彼女たちの緊張や不安、葛藤が手に取るようにわかりました。
1期下の5期生は、最初から舞台でも堂々としている子たちが多かったけれど、6期生たちは私たち4期生と似ている雰囲気がある。同期とも、“まるで自分たちを見ているような気持ちになるね”って話していたんです」
遠藤さんが「引っ込み思案な性格を変えたい」と乃木坂46のオーディションに応募したのは2018年のこと。少しずつ自分の殻を破り、いまでは堂々たるエースの貫禄を身につけ、グループを引っ張る存在だ。
だが目の前の彼女は、ステージ上の遠藤さくらとはまるで別人のように、自信がなさそうに目を伏せる。
「乃木坂46の活動が一番好きなので、グループに貢献したいとは思っているけれど、まだ何もできていないと思います。
積極的にコミュニケーションをとって、後輩のいろんな面を引き出してあげられたら、本当はいいんでしょうけど……。私にはなかなか難しくて。だからせめて、ちゃんとした背中を見せられるようにはしたいです」
お手本は身近にいる。
「キャプテンの梅澤美波さんから受ける影響は大きいです。ライブ期間中、舞台の仕事と重なり稽古場とリハの往復で本当に忙しそうで。でも一切、疲れや余裕がない表情は見せず、全員を引っ張ってくださった。そんな姿には心が打たれますよね」
7〜9月には毎年恒例となっている真夏の全国ツアーが控える。
「どんなに準備をしても、本番前も舞台の上でもめちゃくちゃ緊張しています。でもライブが一番好きだから、全力で臨みたい。いつも終わる頃には秋になっていて、夏らしいことをしそびれてしまうけれど(笑)」
その秋には24歳の誕生日を迎える。夏を駆け抜けた先に彼女が何をつかむのか。遠藤さんに再会する日が楽しみだ。
■プロフィール
遠藤さくら 2001年生まれ、愛知県出身。2018年、乃木坂46の4期生メンバーとしてデビュー。ファッション誌『non-no』の専属モデルを務めるほか、配信ドラマ『トラックガール』で主演を務めるなど、女優としても活動中。
■衣装
ドレス¥267,300〈FABIANA FILIPPI/アオイ TEL:03-3239-0341〉、バッグ¥528,000〈Valextra/ヴァレクストラ ジャパン TEL:03-5615-2379〉、ネックレス¥49,500、イヤーカフ(右耳)¥24,200、ピアス(右耳)¥55,000、ピアス(左耳)¥8,800、リング(左手中指)¥35,200、リング(右手小指)¥22,000〈すべてアルティーダ ウード/アルティーダ ウード TEL:03-6804-8090〉、インナー、靴/スタイリスト私物
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