
カウンターには80年代製のSONYのスピーカー「エスプリAPM-8」が鎮座。天井にもスピーカーが2台設置されていて、抜群の音響空間で食事を満喫できる
地下へと下りると、宮大工が手掛けた静謐な空間が現れる。カウンターは樹齢450年の檜材を使用
「握りはシャリが8割」と話し、酢飯の配合は秘密だが人生で一番美味しいと感じた銀座『やまいち』のシャリを追求しているそう。おまかせ¥38,500~
世界に2%ほどしかいない純血統イベリコ豚を30ヶ月熟成させた生ハムは、噛むほどに深い旨みが広がる。味変で鰹節と一緒に。「生ハム原木カット」¥2,780
BGMはジャズから歌謡曲までジャンルレス。客層や時間帯に合わせて中西さんやゲストDJが選曲
六本木『土佐しらす食堂二万匹』が監修する数量限定の「炙りしらす酒」¥1,150。目の前で炙る高知県産のしらすに熱燗を注ぐ、香ばしさと塩味が堪らない一杯
「海老と蓮根とインゲンのシンガポールブラックペッパーソース炒め」¥1,890
和と洋が融合したモダン空間で、ライブ感溢れる鉄板焼きを堪能。
ディナーは三笠(¥16,000)、大和(¥24,000)、麻布(¥34,000)、十番(¥56,000)の4コースから選ぶことができ、どのコースにも前菜のワゴンサービスが付く
店は西麻布と広尾の間、堀田坂を上った住宅街にある一軒家
ワインは軽めのピノを中心に、ボトルは200種類以上と豊富。日本ワインやナチュールもあり、オーナーの徳原 誠さんが好みに応じてセレクトしてくれる。グラスはシャンパンを含め常時10種類以上がスタンバイ。ボトルは1万円台から
大将を務めるのは梅園 瞬さん。最上ランクの紀州備長炭で香ばしく焼き上げる
コースの1本目に登場する「ササミ」。塩は振らず、昆布出汁に浸したササミをレアに仕上げ、たっぷりのからすみといただく
〆のラーメン。薩摩黒鶏、与那国の塩、水のみで引いた、鶏の脂の旨みが抽出された雑味のないスープは飲み干したくなる旨さ
シャンパーニュやスパークリングも充実
みりんや紹興酒のような熟成感を楽しめる「吟天」(グラス¥1,500)は、タレ焼き鳥と好相性
席はカウンターのみ。ビジネスシーンでの利用が多く、ゆったりと落ち着いた客層の中で美味を堪能することができる
オーダーすべきは「名物壺入りフカヒレの醤油煮込み」¥7,150。たっぷりのフカヒレに、上品なスープが絡み合う
左から上海キッチンの劉 郷さん、総料理長の石 嵐さん、広東キッチンの雷 益進さん。厨房に立つ全スタッフの確かな腕とチームワークをもってして、伝統の上海料理と洗練された広東料理が融合した『富麗華』の味が守られている
長く伸びた向かい合わせで座るカウンターテーブルが斬新。店内には京都ゑびす神社の商売時繁盛の縁起物「人気大よせ」や福を呼ぶ置物などが飾られ、遊び心がそこここに
“毎日が金曜日”のコンセプトから、メニューの曜日は常に“金曜日”。コース料理が謎解きになっていて、答えを考えながら料理を待つ時間も楽しく場が和む。ディナーコース¥18,000~
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