仕事帰りに、家でもなくレストランでもなく、落ち着ける場所でおししいゴハンが食べたいと思ったことはないだろうか。
そんな場所を提供するのが、青山に潜む秘密の和食店『FLO』だ。
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東京の夜を若手に教える最良の一手
確か前はラーメン屋があった地下1階。店が変わると同じ階段まで洒落て見えた。
いまっぽい外観だけど、立て看板にある「静岡おでん」の文字に気分が上がる。
冬に欲する“ほっこり”がありそうな店に連れていってくれたのは会社の先輩だ。夏頃オープンしたらしく、流石の先取り。
若き店主の感性が光る、舌と心を満たす一品料理と器
いちじくにマスカルポーネ味噌が合うと発見しながらワインを飲むなんて、とんだ洒落た残業メシ。ご機嫌な開拓だ。
無垢の木を多く使った店は、いまどきの温もりに溢れていた。
でもスーツの男3人でも浮かないのは、ゆったり寛げる酒場であり客層も幅広く、和食ベースの小料理に親しみがあるから。
ちょっと夜遊びモードのR&Bが響く中、次の料理と合わせる日本酒のためのお猪口を多様なラインナップから選ぶ。
これ自分が女性だったら……と、こなれが過ぎる先輩を見れば〆を吟味中。
「鮭いくらときのこの土鍋ごはんどう?」
大賛成の提案だし、タイミングも絶妙だ。
手の内で煌めく美しき贅沢に心躍る
40分後、いい具合にお酒が入ったあと、熱々の土鍋がやってきた。蓋をとると湯気とともにお出汁がふわりと香る。
中で寄り添ういくらと鮭に見惚れて、「わぁ」と顔をほころばせる俺、35歳。きのこの旨みが追いうちをかける。
後輩か彼女とか。どちらにせよ再訪決定だ。
【Time schedule】遅めにサクッとひとりも可能!
デートなどの予約客は19時~20時がピーク。
21時を過ぎると、仕事を終えたビジネスマンや近隣住民のひとり客もちらほら訪れる。
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