体験型のマンションギャラリー、「LIVIO Life Design! SALON」をはじめ、コンパクトレジデンスからハイグレードレジデンスまで、“人生を豊かにデザインする”分譲マンションを展開する「リビオ」。
結婚5年目を迎え、品川の「リビオ」を購入したとある夫婦がいま向かうのは、箱根の温泉宿「美景館」だ。
オーナーたちに許された特別な体験で、改めて暮らしを豊かにする付加価値について考える。
▶第一弾はこちら:「いっしょに、買う?」“品川で暮らす”という人生最良の選択をした夜
【2026/11/21 Sat】
忙しい日々が続いていたある日。「箱根に温泉入りにいかない?」それは妻からの突然の提案だった
2026年11月の三連休初日。僕らは品川駅から東海道新幹線に乗り、約1時間後には箱根湯本駅に降り立った。
通い慣れた箱根が、こんなにも近かったとは。しかも渋滞知らずでストレスフリー。改めて品川という立地の便利さを再認識する。
マンション「リビオタワー品川」を購入してからずっと妻が楽しみにしていたこの旅は、契約者や入居者の専用サービスである「マイリビオ」の宿泊優待を利用しての計画だ。
海外出張に飛び回る自分と、独立・起業して間もない彼女は日々忙しく、振り返ればここ数年、ゆっくりと旅に出る時間もなかったように思う。
でも家を購入し、仕事がようやく落ち着いてきたタイミングで彼女からこんな提案があった。
「マイリビオにある美景館っていう宿、温泉から芦ノ湖と、富士山まで見えるんだって!リビオのオーナーはお得に泊まれるみたい。だったら、利用しない手はないよね。いい機会だし、今度の連休に行ってみない?」
そしていま、僕たちは「美景館」の客室にいる。
予約していた客室からは芦ノ湖と山々の絶景が。久しぶりの休息に心が躍る
窓いっぱいに広がるのは、紅葉に色づき始めた山々と西陽にきらめく芦ノ湖。晴れた日には富士山まで一望できるというから、明日の朝がまた楽しみだ。
駅前の喧騒とは無縁の森の中は、澄んだ空気と静寂が支配する別世界。
コーヒーを片手にひと息つく頃には、日頃は張り詰めている脳もガチガチに強張っている体も、気づけばするすると緊張が解けていく。
妻も同じだったようで、大きくひと伸びして「この景色を眺めているだけでリフレッシュできるね。この1泊2日はスマホもPCも開かず、デジタルデトックスする!」と宣言。
そして、いそいそと大浴場へ出かける準備を始めた。
今回の旅で楽しみにしていた温泉は、“美肌の湯”とも呼ばれているらしい。ふたり連れ立って、部屋をあとにした。