恋は、突然やってくるもの。
一歩踏み出せば、あとは流れに身を任せるだけ。
しかし、最初の一歩がうまくいかず、ジレンマを抱える場合も…。
前進を妨げる要因と向き合い、乗り越えたとき、恋の扉は開かれる。
これは、あるラブストーリーの始まりの物語。
▶前回:バーで出会った清楚女性の“裏の顔”に遭遇。あまりのギャップに、29歳男は驚愕し…
異性の友だち【前編】
「ねえ、吉沢くん。今日って、やっぱり参加できない?」
帰り支度を整え、デスクから離れようとしていた吉沢諒也は、足を止める。声をかけてきたのは、同僚の及川葵だ。
「…ああ、今日は先約が入っててさ」
諒也があっさりと返答すると、葵は不満げに口を尖らせた。
今日は、......
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この記事へのコメント
ものもらいになったのを飲み会に誘う医師のせいにするのもどうなんだ。
なら自分で何とかしろよ。担当の同僚に頼んで何とかしてもらおうとかダサいにもほどがある。
偉そうなこと言ってるくせに自力では何もできないタイプか笑
そもそも仕事のつながり利用してアプローチしようなんて職権濫用だろうが。
仕事とプライベートは分けるんじゃなかったのかよ。
ちょっとでも参加してほしいという葵の頼みは偉そうな態度で断っておいて、ちょっと気になった女の子とのセッティングを葵に頼む神経が信じられない。
能ある鷹は爪を隠すと言うけれど、本当に有能な人は謙虚なことが多い。
この男は、自分はできる人間だというのをあからさまに言動に表して他人を見...続きを見る下す典型的な勘違い男だと感じた。