2010.09.21
『幸せになる、 小さなお店。』 Vol.12At table
ありそうでなかった、ワンテーブルという発想。
2010.09.21
『幸せになる、 小さなお店。』 Vol.12ありそうでなかった、ワンテーブルという発想。
※こちらの店舗は『よるのKITCHEN』と店名を変え、リニューアルしております。掲載情報はリニューアル前の情報です。
8人座れるテーブルがひとつと、ふたり用のハイテーブルがひとつ。 『夜食屋275』のフロアに用意されているのは、そのたった2卓。無論、テーブルは相席状態に。カウンターより親密な空気を生む、究極のミニマムダイニングである。
壁一面の黒板に書かれたメニューは、旬魚のカルパッチョやフリット、串焼き肉やキッシュなど手軽につまめる皿が中心で、価格はほぼ1000円前後。ワインは、シェルフに並ぶ空ボトルをリスト代わりに注文する。何を食べよう、何を飲もうかと顔を上げるたびにゲスト同士の視線が交錯。自ずと会話が生まれるのだ。
渋谷の個性派ビストロ『ボングウノウ』の立ち上げ時から厨房を任されてきた店主の庄司久志氏は、独立しひとりでできる店をと、デザインを同店と同じガタイパーソナルスペースデザインに依頼。このレイアウトについては「初めは驚いたが、新しくて面白いかも、と思い」と話す。20代の4年間をイタリアで過ごし、都内の有名イタリアンにも勤めたが、何より、繁盛店を切り盛りした経験を糧にする実践派の料理人らしい言葉だ。
「お客さんの顔を見ながら料理するのがこんなに楽しいとは」と、嬉々として話す表情と、連夜賑わう店内を見ていると、ここから何かが始まりそうな気がしてくる。
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