2024.05.25
いつものデートに、高揚感と特別感を与えてくれるスパイスのひとつが“インターホン”。
今回は、港区・麻布十番にある、インターホンで入店する隠れ家3軒をご紹介!
焼き鳥、中華、天ぷら割烹……気分に合わせて足を運びたい。
1.ワインラバー歓喜の“ほぼブルゴーニュ”!デート焼き鳥の新たな聖地
『しづご』
麻布十番の雑居ビルで部屋番号を押し、エレベーターで8階へ。
目に飛び込むのは店名の由来ともなる和歌が書かれた暖簾だ。
「落ち着いた心を指す“静心”、そんな心持ちで寛いでほしくて」とは『しづご』店主の沢田雅人さん。ソムリエでありながら、人気店で焼き師の修業を経て独立。もちろん、焼き鳥とワインのペアリングに力を入れる。
圧巻なのはワインの多くが2010年代のビンテージである点。熟成されたブドウの深い味わいを活かすべく、鶏は秋田から直送される比内地鶏を使用する。
1本目からワインとの相性に歓喜!
トップを飾る「ささみ」には「アンドレ・クルエ」の辛口シャンパンを。
オレンジワイン「ヴィーノ・デル・ポッジョ」には「せせり」をペアリング。トロピカルな香りがハリッサと呼応。
二羽から1串分しかとれない希少部位「背肝」とブルゴーニュの「ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ オー アルジーア」の奥深さに悶絶必至。
すべて「おまかせコース」(¥7,800)の一例。
希少部位とのマリアージュは口福、のひと言。ワイン好きなふたりの夜に。
2.肩ひじ張らない空気ながらも高級食材。この中華ダイニングは匙加減が絶妙だ!
『真皿』
中の賑わいは一切外に漏れ聞こえない。ゆえに少し不安になるが、そこは中華。
いざ扉を開ければ、大らかな雰囲気と確かな熱気が肌を通して伝わってくる。
『真皿』のオーナーは『華都飯店』で10年、店を任されてきた藤田朋希さん。
イタリアンでの経験もあり、メニューは四川中華をベースにしながらも、生ハムやホワイトアスパラといった食材を使うなど自由闊達。
コースとアラカルト、どちらもそそるが初訪問ならまずはコースを。
パリもち食感がやみつきに!
パリパリの皮と野菜の食感に加え、柔らかな甘みが印象的な「北京ダック」。
カッペリーニをイメージした前菜「キャビア/冷製ビーフン」は泡とよく合う。
コクがありながらも軽やかな食べ心地の「鮑と黄韮の肝ソース炒め」。
すべて「紀寿コース」(¥10,800)の一例。プラス¥4,900でシャンパン、白ワイン、紹興酒、赤ワインの4杯がつくペアリングもオススメ。
ちなみに、21時以降はバー利用も可と、いわゆる“ピンポンバー”として使える勝手の良さも魅力。
ふたりのお気に入りフラグ確定だ。
3.弩級の天ぷら割烹。高級酒もフリーフローな桃源郷がここに
『麻布十番 真田』
店名は一切見当たらない、荘厳なオーラを纏った鉄の扉を前に怯むことなかれ。
関西の食通に知られた神戸の名店『天ぷら料理 花歩』が昨年5月に東京進出を果たした。
以来、港区界隈の高感度な大人たちも『麻布十番 真田』に魅了される。
うに、毛ガニ、車エビ、ふかひれ、鯛、そして神戸ビーフという弩級な食材の数々が、まるで魔法にかけられたように素材の持ち味を活かした逸品として繰り出されるそのもてなしは、記念日デートにこそふさわしい。
まるでアートなひと皿に心躍る!
板場に立つのは神戸で料理長を務めた真田篤史さん。
コースの最初に供される旬を投影した「八寸」は見惚れるほどの美しさ。
宴の〆を飾るのは天ぷらの要素を加えた土鍋ご飯。季節で変わるのでファンが多い。
コースの金額にはドリンクのフリーフローが含まれる。「ケンゾーエステイト」やブルゴーニュの希少な銘柄がずらり。
すべてコース(¥60,500)の一例。
ゲストの感動がうねりとなって、カウンターを満たす光景もここではおなじみだ。
さあ、月刊誌最新号「コース1万円の満足度。」を今すぐ手に入れよう!
今月の『東京カレンダー』は「コース1万円前後で満足できる店」を大特集!東京中の1万円前後の良店を掲載したこの1冊は、その名の通り満足度高き仕上りだ!
月刊誌『東京カレンダー』は、毎月21日頃(5月は21日)の発売です。お近くの書店、コンビニでお求めいただけます。
⇒紙版をお求めの方はこちらから
また、買いに行く時間がない方、近くのお店で売り切れてしまっている方には、インターネットでの購入もお勧めです。
⇒通常版はこちらから
⇒特別増刊はこちらから
⇒アプリでのご利用はこちらから(iOSの方・Androidの方)
※最新版のアプリをダウンロードしてください。
おすすめ記事
2024.04.24
目黒で焼き鳥デートなら、ムーディーなカウンターが魅力の新店へ!旨み満点の地鶏コースに酔う愉悦
- PR
2025.02.21
ラグジュアリーホテルに、驚きの価格で宿泊できる!東カレ副編集長も大注目の“新サービス”とは
2017.08.24
六本木の最新スポットにはもう行った?夜遊び前の1杯から2軒目まで使い勝手抜群と話題!
2018.02.02
気分の上がる、艶やかビストロ
後輩を飲みに連れてくマル秘テク!神楽坂のほぼフランスなビストロで羨望の的になれ!
- PR
2025.01.23
代官山で晴れやかに乾杯!東カレ初の「クラフトビールナイト」の全貌をレポート
- PR
2025.01.24
「温泉、行かない?」タワマン購入後の夫婦には、優雅な暮らしが続く秘密があった!
2023.09.13
トリュフ香る贅沢なひと皿も。10種のパスタを味わうコースが楽しい、元麻布のイタリアン
2021.04.09
奥渋谷エリアの隠れ家
「今夜はひとり気ままに、ワインと美食を楽しみたい!」大人がふらっと訪れる、憩いのビストロ
2018.08.10
大人焼肉を食べるなら名店ぞろいのこの街へ!白金エリアで食べる焼肉5選
2017.11.21
東カレの素敵な大人に必要なこと
一体港区の何がそんなに凄いのか。そこに出没する5人の男女とその優越を紐解き、街のリアルに迫る!
東京カレンダーショッピング
『かに物語』:〆まで楽しめる雑炊の素付き!蟹の旨みがたっぷりと溶け出すかに鍋セットミニ
『肉のABCフーズ』:黒トリュフ塩付!牛タン&A5ランク黒毛和牛を使った極上ハンバーグ
『東京京橋おばんざい醸』:肉を引き立てる3種の塩!A5黒毛和牛を使ったローストビーフ
『かに物語』:海老・帆立・蟹!ベシャメルソースに、各種海の幸をトッピングした贅沢グラタン
『UMIKARA』:薄切り・厚切り食べ比べ!特製出し汁で味わう若狭湾真鯛の鯛しゃぶセット
『パンツェロッテリア』:具材ごろごろボリューミー!フレッシュな野菜と肉感満載のフライドピッツァ
『オリベート』:黒トリュフ香る、口当たりクリーミーな究極のティラミス
『ミホ・シェフ・ショコラティエ』:日本を代表するショコラティエ―ルが作る、 ショコラ好きのための濃厚ガトーショコラ
『LOUANGE TOKYO』:アート感溢れるビジュアル!口溶けなめらかな大人の生チョコレートエクレア(6種)
『ル・ボヌール 芦屋』:しっとりサクサク!フリーズドライ苺にホワイトチョコをたっぷりと浸透させた新感覚スイーツ