反対に「旅行へ行くならここ!」と行き先がすでに決まっている場合は、経由便を利用するのがお勧めです。
行き先が決まっていると、直行便に限定して調べがちです。しかも、経由便は乗り継ぎが悪いと、次のフライトまで十数時間空くというようなケースもあります。
でもあえてそれを狙います。乗継便が翌日出発なら航空会社によっては無料でホテルを手配してくれたり、経由地ツアーを提供してくれたりすることがあります。目的地のほかにタダで1カ国旅行できることになるのです。
私が旅行するときは、あえて乗り継ぎがスムーズな便ではなく、7~8時間空くような便にすることがあります。
そのくらいの時間があれば、日中に経由地を観光しながら本来の目的地へ行くことができます。経由便は直行便に比べて安いですし、観光できる国や場所が増えるという点でも旅行好きにはお勧めです。
また、旅行を計画するときに、比較サイトを使って調べることも多いのですが、検索結果の一覧が出てきたときに、一番安いのが航空会社直系のWebサイトなら航空会社のホームページから直接買うのが、万が一のトラブルがあったときのアフターケアの点でお勧めです。
第三者の旅行会社を経由してしまうと、天災など予期せぬ欠航の際などに対応できないケースが多々あるからです。
なお、航空券の料金設定はダイナミックプライシング(需要と供給の変動に応じて価格を自動調整できる仕組み)です。
比較サイトは、アクセスが集中しやすい夕方などの時間帯だと値段が上がることもあるので、検索する時間帯を意識するとお得旅につながる可能性があります。
それからこれもすでによく出回っている情報ですが、旅行サイトや比較サイトは同じパソコンのIPアドレスを使って検索していると、「この人はこの航空券が欲しい人だな」とWebサイトが学習し、値段が上がっていくこともあるらしいです。
検索をするときはプライベートモードで見るか、キャッシュを一度消去してから再度検索してみてください。
あとは普段からマイレージを活用されている方ならご存じだと思いますが、提供する航空会社でも貯めるマイレージを使うことができます。そして自身で貯めている航空会社の便よりも提携する航空会社で予約したほうが、マイレージがお得に使える場合が多いです。
2. 国際線のエコノミーで最も快適な座席はココ
飛行機に乗るときの座席選びは長距離フライトでは特に重要なポイントです。良席と思われる座席について目的別にご紹介します。
なお、今回のお話は国際線のエコノミークラスを想定しています。
ビジネスパーソンや深夜便で目的地に向かう方で機内でしっかり寝たい場合には、静かな場所がいいですよね。セクション(前後をギャレーや化粧室、あるいはクラスを開ける壁で区切られたエリア)の中央付近の窓側、それも窓のない席がお勧めです。窓がないので壁に持たれて寝ることができますし、特に深夜便の窓側は結構寒いのですが、そういう心配もありません。
反対に、ギャレー(乗客に提供する食事やドリンクを用意するために設置された厨房設備のスペース)や化粧室の近くは人の往来が多く騒がしいですので避けたほうがよいと思います。
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