2024.02.17
東京リアル女子図鑑 Vol.20多種多様なカルチャーが息づく「東京」。
その中でも人気が高いエリアに焦点を当て、そこを拠点とする女性の生態を探る本企画。
今回ご登場いただくのは、中目黒女子のD.Vさんだ。
ペルー×フランス×日本のミックスで、エキゾチックなルックスとアニメ声優のような萌え声が同居する彼女。
パワフルに仕事に打ち込みつつ、生涯の伴侶を見つけるため「東カレデート」に登録中。
彼女はいったい、何を求めているのか。さっそく、その生態を覗かせていただこう。
取材・文/和栗 恵
▶前回:26歳で年収1,000万の“丸の内OL”にも悩みがあって…男性不信にさせた元カレの存在
中目黒女子・D.Vさんのプロフィール
ペルー×フランスハーフの父、ペルー×日本ハーフの母を持ち、スペイン語と英語を流暢に操るD.Vさん。
5歳までペルーで育ち、来日。血液型はB型。MBTI(性格診断)は「広報運動家型」(ENFP)で、情熱的かつ自由に生きるタイプだという。
大の動物好きで、現在は4歳になる猫(シンガプーラ)のナタリーと2人暮らし中だ。
私が幼い頃のペルーは、とても治安が悪かったんです。今でも安全とは言えませんが、もっとひどかったようです。
母方の祖母が日本人で、当時福岡に住んでいたので、祖母を頼って家族3人で日本へ。
私の名字は帰化した際にペルーの名前に漢字を当てたものなので、日本で私たち家族だけの珍しい名字なんですよ。
それはもう!ただ、子どもの頃って頭も柔軟なんですよね。自然に日本語を覚え、母親よりうまくしゃべれるようになるまでにそこまで時間はかかりませんでした。
いちばん大変だったのは日本食かもしれません。給食で出てくる日本食になかなかなじめず、母が作ってくれたお弁当を食べながら少しずつ慣れていきました。
普通にありましたね。とくに、小学生時代は少しでも自分たちと「違う」と、いじめるような文化というか風潮というかがあるじゃないですか。
イヤで仕方ありませんでしたが、中学に上がり、世界が広がり、洋楽がハヤりはじめたくらいから立場が逆転。それからは、わりとラッキーな人生を歩んでいます(笑)。
広告代理店に勤め、SNSマーケティングのディレクターをしています。
企業SNSの運用代行を行ったり、動画の脚本を書いたり、SNSを通しての戦略を立てたり。女性向けの商材を担当することが多いのですが、自分の読みが当たってバズると、めちゃくちゃうれしいです。
長年、ZARAで働いていたんですよ。スペイン語と英語が話せるので重宝していただいていました。
秋冬にもらえる2週間のお休みでは海外に行くことが多かったので、いつか旅行に関する仕事がしたいと感じていました。
海外で働くならCAでしょ!なんて思っていたのですが、思いっきり身長制限に引っかかってしまい…。
それなら、海外添乗員を目指そうと思って資格を取得し、いよいよ春から初添乗でイタリアへ――ってところで、コロナウイルスによる緊急事態宣言が出てしまったんです。もちろんイタリア行きは没になり、その後の仕事も先が見えず。
旅行以外に好きなことって何だろう?と思ったとき、頭に浮かんだのがSNSでした。
その後、縦長動画のメディアを運営している会社に就職し、動画ディレクターに。もっと幅広く活躍したいと感じ、今の会社に移ったんです。
基本、やりがいしかないですね。楽しいし、おもしろいし、学ぶことがたくさんあって日々が新鮮に感じられています。
仕事でも、テレビで見ていた方と一緒に仕事をする機会が多く、ワクワクの連続。大きなイベントを企画したり、普通の人生では味わえない刺激をたくさんいただいています。
社長から「この仕事は、仕事とプライベートのグラデーションだ」と言われたことがあるのですが、本当にそのとおりだと思っています。
私自身、失恋したことを赤裸々にTikTokで語ってしまったのですが、30万回も再生されてしまって(笑)。
いただくコメントはニーズに結びつくことなので――無駄なことなど何もないのだと、本当に勉強になりました。
お酒が大好きなので、お休みがあると100%、飲みに出かけています。友達と出かけたり、東カレデートでマッチングした方と出かけたり。
そろそろ、後がないんですよね、私。もう31歳なので――。
クリエイターさんとかアーティストさんとか、自身の才能で活躍されている方とは、話が合うな、と思うことが多かったように思います。
ゼロから何かを生み出せる人って、考え方が斬新だし、性格がおもしろい方が多いじゃないですか。やることがぶっ飛んでて。
「明日から2日空いてるから、海外行く?」みたいなノリ、大好きです。
あと、私はSNSとかコンテンツを見ることが好きなので、そうした話ができる人がいいんですよ。
そうそう、何度か外資系コンサルの方とお付き合いしたことがあるのですが、長く付き合うのはちょっと、面倒くさいかなと思いました(笑)。彼らって…
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