2024.02.03
東京リアル女子図鑑 Vol.19多種多様なカルチャーが息づく「東京」の中から、1つのエリアに焦点を当て、その街を拠点とする女性の生態を探る『東京リアル女子図鑑』。
女性たちのリアルを垣間見ることで、東京のリアルもまた見えてくる。
今回お話を伺ったのは、丸の内在住のN.Nさん。
大阪から上京し、一流企業に就職。「ほとんど仕事以外のことをしていない」という彼女。恋愛面でなかなかうまくいかず悩んでいるという。
その理由に、迫ってみよう。
取材・文 / 和栗 恵
▶前回:銀座の高級クラブで働く美女(30歳)が、きらびやかな世界を体験して変わった価値観
丸の内女子・N.Nさんのプロフィール
大阪府堺市出身の26歳。O型。MBTI(性格診断)は、好奇心旺盛で情熱的だが、その反面、物事を額面通りに受け取ることができない「広報運動家型」(ENFP)タイプ。チャームポイントは、ぷっくりしたほっぺた。
始めてから1年半ほど経つというゴルフが趣味で、月1~2のペースで千葉のゴルフ場を訪れるという。
幼い頃から努力することが好きで、関西大学で経済学を学び、卒業後に上京して大手IT企業に入社。現在は丸の内エリアまで徒歩で行けるマンションに住み、一人暮らしを満喫中。
●INDEX
1. 順風満帆にみえる“丸の内女子”の悩みとは
2. 26歳で1,000万以上稼ぐバリキャリ女子のタイプは“変人”!?
3. 丸の内在住の美女が、足繫く通う「和食店」
順風満帆にみえる“丸の内女子”の悩みとは
―― 大手IT企業にお勤めとのことですが、現在はどのような内容の仕事をされているのでしょうか?
WEBマーケティングの会社に出向し、収支予測や事業戦略予測などを考える部署に所属しています。
ベンチャー企業のため、今は創業者が肌感で経営していたものを可視化・数値化しなければならないので難しい部分もありますが、かなりやりがいはありますね。
―― 新卒からずっと大手IT企業で働いているんですか?
そうです。もともとは社内で教育サービスの営業をしていました。
おかげさまで好成績を上げることができ、1年目で準MVPを獲得し、3年目には最速でチームリーダーに昇格できたんです。
でも、営業という一面だけではなくもっと広い視野で会社を見ることができるようになりたくて、WEBマーケティングの会社での仕事に自ら手を挙げ、出向を決めました。
また最近は、会社で学んだノウハウを生かして、副業で父親と友人の会社の人材開発と育成を担当しています!
―― 副業をされていると収入も増えますが、とても忙しくなりますよね
はい(笑)。寝る時間以外は、ほとんど仕事していますね。
忙しすぎて、朝食も昼食もあまり食べないんです。お菓子やゼリー飲料などで済ませることが多いかな。
年収は、ありがたいことに1,000万以上稼がせていただいてます!
―― N.Nさんが人生において大切にしていることを3つ、教えてください
1つ目は、自分の中の「当たり前」を他人の「当たり前」にしない、ということでしょうか。
仕事でもプライベートでも、それを念頭において人とお付き合いするようにしています。
2つ目は、「美味しいごはん」。私は食べることが大好きなのですが、安くても高くても「美味しい」ことが何より大事だと思っています。
行きたい!と思うお店をGoogleマップ上にチェックしているのですが、23区近郊だけで1,000件以上のお店をマークしていて、我ながら「食いしん坊だなぁ」なんて思います。
3つ目は「家族」です。私の体も性格もすべて、親から受け継いでいるもの。父も、母も、兄も、弟も、すべてが私を構成する大切な要素なので、大事にしないわけにはいきません。
長期休みがあると、基本的に実家に帰っています。ただ、家でベタベタしていることはなく、リビングとかでみんな好きなことをしている感じなのですが、家族だからこその空気感が気に入っています。
―― 今、ハマッていることは?
ゴルフと…それと、旅先でのホテルステイですね。現地でのアクティビティーよりも、美味しいごはんを食べに行くことを目的にしています。
都内のホテルなら、ひとりでも泊まりに行っちゃうんですよ。結局、仕事をして過ごすことが多いのですが、良いお部屋で素晴らしい景色を見ながらだと、はかどるんです。
先日、母の還暦祝いで日光のリッツ・カールトンに行きました。食事も美味しいし、温泉もいいし、ホスピタリティーも完璧で感動。いつかぜひ、恋人と一緒に行けたら…。
―― 仕事にプライベートと、かなり充実しているようにお見受けしますが、何やら「悩み」を抱えていらっしゃるとか
お恥ずかしい話なのですが、最近、仕事しかしてないことが悩みなんです。
基本的にリモートなので、家の中でも仕事三昧。口を開けば仕事のことばかり出てきてしまうためか、周囲から「忙しい人」認定されていて、「誘いづらい」と言われるのがつらくて。
友人に「出会いがない」と嘆いたところ「マッチングアプリの1つもやってみてから文句を言いなさい」って言われたので、「東カレデート」に登録したんですよ。
―― 東カレデートで、良い出会いはありましたか?
これは100%私の側の問題になるのですが、知らない方とお食事に行くと、どうしても身構えてしまうんです。
人見知りな性格なのが元凶だと思うのですが、「1回くらいごはんに行ったくらいで、この人を信用してもいいのかな」など、色々なことを考えてしまって、深いお付き合いに至れないんです(笑)。
―― “初めまして”の人と出会うことができるのが、マッチングアプリの醍醐味だと思うのですが…
初対面の方は、「得体の知れない人」カテゴリーに入れちゃうんですよ(笑)。
元々、お食事会などには誘われたら付き合いで行く程度で、他の方がしゃべってくれていれば「私は話さなくてもいいか」なんて思ってしまうくらい人見知りなので。
これまで付き合った男性は、ほとんどがゼミや職場など同じコミュニティーで知り合い、時間をかけて互いを知り合った上でお付き合いに至った方ばかりなんです。
―― 「得体の知れない人」認定はなかなか厳しいですね。ご自身の中で、男性を見る目が厳しくなってしまった原因は思い当たりますか?
元々の性格が大きいとは思いますが、実は、かなり変わった方とお付き合いをしたことがあって。
その経験が原因で、男性不信になっている部分もあると思います…。
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