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オトナの5分読書 Vol.16

一流のビジネスパーソンは飲み物にこだわる。仕事の効率を上げる飲み方のルールとは

2. こんなとき、何を飲む?医学×栄養学的に正しい飲み物の選び方


朝、目覚めてすぐのとき


朝起きたら、まずコップ1杯の水分を補給しましょう。

起床時は軽い脱水になっているので、なるべく早く補正する必要があります。種類は水道水やミネラルウォーターでも、お茶やコーヒーでも何でも構いません。

ここで重要視するポイントは、なるべく早く水分補給することです。水道水、もしくは手元にあるペットボトルが一番手軽ですね。


ここで、水分補給の最も基本的な飲み物の水について少し解説します。

普通に飲むには水道水で十分です。塩素消毒もされているので、バイ菌の心配もいりません。

水道水の塩素や味が気になる人は、浄水器を通した水道水で十分です。ただし塩素が抜けているので、ペットボトルなどに入れて持ち運ぶ場合は、常温で1日以上おかないほうがよいです。

真夏に半日以上持ち歩く場合は、浄水器の水よりは水道水のままのほうがいいでしょう。

市販のミネラルウォーターは、工場で瓶詰めする際に、ろ過と加熱殺菌を行っています。そのため瓶の中に菌はいないので、開栓しなければ常温で長持ちします。

ナチュラルなミネラルウォーターは、湧き水をそのまま瓶詰めして人工的な手は加えられていないと思っている人もいるようですが、通常はきちんと加熱殺菌しています。

世界的に見て日本ほど安心して水道水を飲める国はありません。つまり日本では、水道が近くにない場所でしかペットボトルの水は必要ないといえます。

忙しくて食事がとれないとき


忙しくてご飯を食べ損なうことってありますよね。食事を抜くと栄養不足になりそうです。そんなときでも、飲み物なら短時間で栄養補給できます。

そもそも食事に含まれている重要な栄養素は、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルです。これらの五大栄養素に加えて食物繊維を加えた6つの栄養素を摂る必要があります。

この中でも、とくにたんぱく質と食物繊維は毎日きちんと摂るべき栄養素です。次に大事なのは、ビタミンとミネラルです。

忙しすぎてご飯を食べ損なった場合でも、たんぱく質と食物繊維だけは摂りたいところです。ただ、両方をひとつの飲み物でまかなうには、少しムリがあります。


たんぱく質を多く含む飲み物は、牛乳・乳酸菌飲料・豆乳です。このうちどれかを飲みましょう。

食物繊維を多く含む飲み物は、野菜ジュースです。ただしジュースだけでは食物繊維の必要量はまかなえません。

しかし、それでも飲まないよりはずっとマシです。味が強いジュースには食塩、そして甘いジュースには甘味料が加えられていることが多いので過剰摂取には注意してください。

結論としては、忙しくて食事がとれないときは、野菜果物ジュースに加えて、牛乳・豆乳・乳酸菌飲料などを飲むようにしましょう。

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オトナの5分読書

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