「もっとキャリアアップしたい」「もっと洗練されたオトナになりたい」「もっとモテたい」
そんな上昇志向が強いオトナのために、東カレ編集部が厳選した“ワンランク上の自分になれるための本”を紹介します。
最近活字離れが進んでいる貴方も「5分だけ」読んでみてください!
今回、ご紹介するのは、『リーダーの気くばり』柴田励司著(クロスメディア・パブリッシング)。
▶前回:脳科学者・中野信子から学ぶ、“運のいい人”になるために今日からできること
▼INDEX
1. 優れたリーダーに共通すること
2. リーダーの役割について
3. 家族に気くばりできない人は、仕事でも気くばりできない
4. 気くばりのある職場は、ストレスがなく働きやすい職場になる
5. 本書のココがすごい!
1. 優れたリーダーに共通すること
私は、15年ほど前に300人の素晴らしいリーダーたちの、その“素晴らしさ”の秘訣について分析した。
その結果、優れたリーダーは「あの人と一緒に働きたい」と思われていることがわかった。
仕事ができることはもちろんだが、それだけではない。
周囲の人たちに「あの人は自分のことをわかってくれる」と思わせる人間性が評価されていたのだ。
そして、彼らのもとに人が集まってくる理由は、「気くばり」にあることに気づいた。
何か見返りを求めた気くばりではない。無理もしていない。きわめて自然な気くばりだ。喜んでもらうための気くばり。それが「この人と一緒にいたい」と思わせる魅力なのだ。
人の気持ちを汲み取ることが苦手なAIに、気くばりはできない。
AI時代だからこそ、優れたリーダーとして慕われる最大の要素「気くばり」について、いま伝えたい。
まずは、リーダーシップと気くばりの関係について掘り下げる。
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