美味しい料理を楽しむなら、それに合わせるお酒にもしっかりこだわるのが大人。
そこで、いま料理人から注目を浴びているのがジンだ。
今回、話題のクラフトジン「季の美」に着目し、食中酒としての実力を紐解いていく。
クラフトジンブームを牽引する力強い存在
ここ数年、専門店なども誕生し、ブームが起きている「クラフトジン」。その流行の一端を担ったのが、京都生まれのクラフトジン「季の美」だ。
「季の美」は京都のクラフトマンシップに感銘を受け、2014年にクラフトジン蒸溜所「京都蒸溜所」を創立。以降、数々の国際的な賞を受賞するなど、世界的にも品質が認められている。
主にカクテルとして楽しむ印象が強いが、実は食中酒としてのポテンシャルも高い。
その鍵となるのが、香りと味わいの核となる6つのエレメントである。原料には可能な限り国産を使用。特に京都産にこだわり、高品質でオリジナルな素材11種を厳選。
それを、礎(ベース)、柑(シトラス)、凛(ハーバル)、辛(スパイス)、茶(ティー)、芳(フルーティ&フローラル)の6つに分類し、別々に蒸溜した後にブレンド。
檸檬や柚子、玉露、山椒、赤紫蘇といった日本人の舌になじむ素材を使った香り豊かなフレーバーや、お米のスピリッツをベースに使うのが特長だ。
そうして仕上がる華やかで複雑な味わいは、どんな料理にも合うと評判。その味、ぜひ一度体験してもらいたい。
一層、個性が際立つふたつの味も話題
フラッグシップの「季の美 京都ドライジン」を筆頭に、種類の豊富さも特徴的。
創業明治12年の老舗茶舗『堀井七茗園』とコラボした「季のTEA 京都ドライジン」や、度数の高いネイビーストレングス「季の美 勢 京都ドライジン」など個性が異なる味わいもぜひ試したい。