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2. 会社員は「ちょっとえらい奴隷」だった
私達は、古代のピラミッドを作っていた奴隷を可哀想だと思っていますが、会社員の仕事も基本的に奴隷とやっていることはあまり変わりありません。
当時は、大切だと考えられていた王様の墓を一生懸命作っていましたが、現代でもみんな何かを一生懸命作っています。
会社の中で出世することは、「ちょっと上位の奴隷」になることであり、他の奴隷に指示を出す係になるだけ。どこまでいっても奴隷に変わりありません。
3. 資本主義ゲームの勝者になるために
今、私達が暮らしている世界で「お金持ち」というのは、いわゆる資本主義ゲームに勝っている人達のことをいいます。
スポーツにもルールや勝敗があるように、資本主義には勝ち抜くための明確なルールがあり、そこには勝者と敗者がいます。
資本主義ゲームで勝者になるためには、まずルールを知り、そのルール通りにプレイする必要がある。
でも、この資本主義ゲームのルールや勝ち方は、学校でも家庭でも教わりません。
日本では、労働者としての生き方しか教育されていないからです。
この資本主義ゲームは、他のスポーツと同じように、ルールを知って練習すれば、意外と簡単に勝つことができます。
まずは、このルールを知って試してみましょう。
仕組み① 資本(ヒト・モノ・カネ)を出した人が儲かる
資本主義は、実際の手を動かして働いた人ではなく、人が働ける状態を作っている人が大きなお金を得られる仕組みです。理由は、リスクを負っているからです。
例えば、この本の場合、一生懸命書いた著者の私には本の印税が10%しか入らなくて、残りの90%は、出版社や書店などに分配されます。
出版社は、発売前に売れるかわからない本に対して、編集・印刷・営業・PRなど出版に関わるリスクをとっているからです。
仕組み② 先に出して後で回収
資本家は先に労力や時間を先行投資して、後からお金を回収します。この「先に出す」が資本家と労働者の違いです。
労働者のルールでは、お金は自分が働いた分だけ稼げますが、資本家のルールでは、自分自身ではなく、自分の資本を「働かせた分だけ」お金が稼げます。
汗水垂らして働いているのは労働者なのに、そうではなく株をたくさん持っていて、実際には何もしていない株主のほうに、はるかに大きなお金が入ってくる仕組みなのです。
つまり資本主義ゲームに勝つためには、まず「資本家として生きる」ことが必要不可欠。
「資本として出せるお金がないから資本家にはなれない」と思った方は、ぜひこのまま読み進めてください。たとえ先出しするお金がなくても、資本家になるためにできることはたくさんあります。
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