本連載では、多種多様なカルチャーが息づく「東京」の中から、1つのエリアに焦点を当て、そこを拠点とする女性の生態を探る。
彼女たちはどんな日常を送り、どのような出会いを求めているのだろうか?
今回登場するのは、恵比寿で朝まで飲むことが多いという“恵比寿女子”のO.Mさん。
マッチングアプリ「東カレデート」のユーザーで、絶賛、未来の伴侶を探し中。
付き合う相手は40代でもOKで、お笑いコンビ「千鳥」のノブさんの顏がタイプと語る、彼女の恋愛事情とは。
取材・文/和栗 恵
▶前回:「まだ結婚したくないと言われて…」年上の彼と別れたばかりの美女(29歳)のリアルな恋愛事情
恵比寿女子・O.Mさんのプロフィール
大分生まれの29歳。大学を中退し、服飾の専門学校に進学。現在は品川区にて一人暮らし中。
趣味は、全国のサウナ巡りと特急列車に乗ること。
飲みに行く前は、スポーツジムで汗を流して、体をベストコンディションに仕上げてから臨むという根っからの“のんべえ”だ。
恵比寿美女(29歳)の過去の恋愛事情や、初デートでチェックしてしまう相手の行動とは
―― O.Mさんが感じる、恵比寿エリアの魅力は?
美味しいごはん屋さんが多いところです。ハズレのお店が少ないので、予約をしなくてもどこかに必ず入れるのがいいですね。
以前ブライダルの仕事をしていた際、オフィスが恵比寿にあったんです。その頃、よく遊んでいたこともあり、今でも友人と出かけるときは恵比寿を選んでいます。
スポーツジムやゴルフレッスンも恵比寿に通っているので、週の半分くらいは恵比寿にいますね。この街は、私にとって第二の故郷のような存在です。
―― 恵比寿でよく行くお店は?
韓国料理店の『水刺間(スラッカン)』。サムゲタンが好きで、お店に行ったら必ずオーダーしています。お店もおしゃれで、雰囲気がよく、落ち着いて食事をすることができるのも魅力ですね。
女友達と語り合いたい日に訪れるのは、『bar 松虎』。真っ暗な店内で最初は驚きましたが、この暗さが心地よくなりました。BARなのですが、おつまみに旬の野菜や干物の炭火焼きが取りそろえられていて、心にも体にも優しい印象です。
和食の気分の日に足を運ぶのは『創和堂』です。お魚もお肉もジビエも何をいただいても美味しく、飽きない味わいです。入り口すぐのところにBARがあるので、食後、2軒目のように使えるのもうれしいです。
こうした素晴らしいお店が並んでいる恵比寿は、本当にすてきな街だと思います。
―― さっそくO.Mさんの恋愛観についてお聞かせください。まず、好みの男性のタイプは?
肌がきれいで、歯並びが良い方が好きです。
性格的には「The九州男児」な男気がある人で、体を鍛えていて、趣味が多い人がタイプ。さまざまな面白いことを自分だけ楽しむのではなく、私にも共有してほしいです。
年齢的には40歳くらいまでなら全然OKです。年上の男性は包容力があるので、私をリードしてほしいですね。
―― これまで付き合った男性で、印象に残っている人はいますか?
お付き合いして別れた男性は、基本的に記憶から抹消してしまいます(笑)。
ただ、GPSで行動を監視されていた男性のことは忘れられないですね。自己啓発本を読まされて「これ読んで、俺のために何ができるか考えて」なんて言われたんです。この人とは別れるのにも一苦労でしたね。
私は、好きになると相手に尽くしちゃうタイプなんです。それが良くないんだろうな、とはうすうす感じているのですが、友達には似たような男性を引きがちなのが玉にキズだね、なんて言われます。
尽くされる恋愛がしたいです!次の恋愛こそ、優しくて私のことを大切にしてくれる方と出会えますように…。
―― 顔の好みはありますか?
それが特にないんです。あえて言えば、お笑いコンビ「千鳥」のノブさんとか好きですね。
実は以前、いわゆるイケメンと付き合ったことがあるんです。でも、相手がすごくモテるため、ケンカが絶えなくて。
その人の性格かもしれませんが、付き合うまでは連絡をマメにくれていたのに、付き合ったとたん手の平を返されてしまいました。
理由を聞くと「そうじゃないと付き合ってくれなかったでしょ?」的なことを言われてしまって…ショックでしたね。
なので今は、顔とか身長よりも、性格を重視しています。
会うときだけマメに連絡してくる男性もアウト。1日1通くらいLINEやメールのやりとりをするくらいの、程よい距離感を保ってお付き合いできる方が理想です。
―― 逆に、苦手かも?と思うタイプは?
声が大きくて、うるさい方でしょうか。それと、思考回路がネガティブな方もお付き合いは難しいかなと思います。
ちなみに、浮気は基本NGですが、完全に…
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