夏の恋 Vol.17

高級ホテルで1人過ごす夏休み。滞在最終日の朝、目を覚ますとそこは自分の部屋ではなく…

太陽に照らされて、笑顔がキラキラ輝く季節。

夏の恋は、いつだってロマンティックだ。

東京カレンダーのライター陣が1話読み切りでお届けする、夏ならではの特別なラブストーリー。

「夏の恋」が期間限定で復活!あなたにも、夏の恋の思い出がありますか?

▶前回:約束の花火大会に彼女が現れず、そのまま一切音信不通に。男が知った切ない理由とは?


晩夏の海/奈波(ななみ・34)


2022年8月、池尻大橋―。

― 暑っ、もうマスク外してもいいかな?

交際相手・智哉が住むマンションの前で、奈波はマスクをあごまでグイッと下げた。次の瞬間、熱風が直に顔をかすめる。

暑さから逃れたい一心でエントランスのテンキーを素早く押し、彼の部屋番号“603”の最......


この記事へのコメント

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No Name
前半は面白くなりそうな期待で読み進めだけど、後半はあれっ?って感じでFin🧐
2023/08/25 05:1943返信5件
No Name
全室オーシャンビューで露天風呂付きの客室、行ってみたくなった。南房総の新鮮地魚のお刺身も食べたくなったし、その地ビールも飲んでみたいと思った。
ストーリー内容は、もうノーコメントで。
2023/08/25 05:4328
No Name
30半ばにもなって、言いたい事言えないから彼氏の浮気を容認とか、自分が本命ならまぁいいかって。先(将来) の事とか何も考えてなかったのかな? 結局フラれて終了。翌年新しい彼も出来ずに一人旅。よく分からない話だった。ロマンティックとか切なさは皆無。
2023/08/25 05:2524返信1件
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