レバー入りの濃厚な餃子が絶品!いま、最も人気を集める学芸大学のネオ中華

2019年のオープン直後からグルメな大人たちの間で話題を呼び、今や学芸大学への呼び水にもなっている『farm studio #203』。

その理由は、中華の枠にとらわれない独創的な料理の数々にあった!

「学大十字街」で人気のカウンター中華

東口を出て、『亀屋万年堂』横の細い脇道を進んだ先が、「学大十字街」という住宅と飲食店が密集したエリア。人気店が立ち並ぶため、ここを拠点にはしごする人が多く、“学大”に来たら必ず訪れたい


学大十字街の中心にあるビルの2階。来月から5年目のスタートを切る『farm studio #203』の視界は良好だ。

オープン当初から店の看板を張る餃子ほか、よだれ鶏や北京ダック、四川麻婆豆腐といった定番メニューはもちろん、季節の食材を使った創意溢れるひと皿を目掛けて、多くのゲストが楽しみに訪れる。

シェフの濵田さんは『銀座アスター』で10年修業し、独立。中華の基本的な技法をベースに、アジアの国々で使われているスパイスも多用


オーナーシェフを務める濵田利彦さんは、「自分の目が届く範囲で、のらりくらり、好きな色を出せたらいい」と“学大”という場所を選んだが、カウンター中華というこの街になかったスタイルと独創的なメニューが評判を呼び、今では連日2回転は当たり前。

美食店ひしめく学大十字街の中でも、とりわけ存在感を増している。

センス抜群の料理に、心が突き動かされる


『farm studio #203』の看板メニューのひとつが、こちらの「餃子」1個 330円。

阿波匠豚に鶏のレバーを忍ばせ、パテのような濃厚な味わいが特徴だ。また、松の実やマスタードなどを合わせたソースをつけて味わうのがここのスタイル。


「食べるサプリ」ともいわれる名物メニュー。

エディブルフラワーや海ぶどうなど、30種類もの食材が入る「ヴィーガンサラダ」1,600円。


濃厚な鶏白湯でジャスミンライスを煮込んだリゾット仕立ての「tkg」。

徳島の田村卵の卵黄と自家製のカラスミが口内に旨みの洪水を引き起こす。1,870円。

春巻きや、北京ダック、餃子などはひとつからオーダーできる。プリッとした食感が余韻を残す「車海老蒸し餃子」1個 330円


訪れたゲストの多くがリピートするその理由は、全メニューを制覇したくなる魅惑のラインナップゆえ。

表記は実にシンプルで、「えびまよ」、「かにたま」、「かに炒飯」とそっけない。

が、ソースで食べる餃子然り、意表をつく味付けや食材の組み合わせが、次の皿への期待度を高めるのだ。

驚きに満ちた呟きが、美味しさの何よりの証拠。何はともあれ、自身の舌で確かめてみることをオススメする。


ワインも豊富で、オレンジやナチュラルワインもそろう。

ボトル 5,200円~、グラス 880円~。

■店舗概要
店名:farm studio #203
住所:目黒区鷹番2-20-4 学大十字街ビル 203
TEL:03-6712-2368
営業時間:【月~土】ランチ 12:00~(L.O.14:00)
          ディナー 18:00~(L.O.22:00)
     【日】ランチ 12:00~(L.O.14:00)
        ディナー 18:00~(L.O.21:00)
定休日:不定休
席数:カウンター8席

farm studio #203(学芸大学) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

▶このほか:“90年代ネオスナック”で愉しい夜を。学芸大学にある、感度が高い大人たちのたまり場

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