美女たちの決断：一人旅でモンゴルの遊牧民に教わった、お金より大切なものとは？(3/3)[東京カレンダー

女性に楽しんでもらえるグラビアがやりたい

そんな目で見つめられると……。

地道な活動が評価され、あのんさんは、前述の通りレースクイーンとして名誉ある賞をふたつも受賞。不動の地位を築いた。

昨年はレースクイーンを卒業し、活躍の場をタレント業に移した。

現在とくに力を入れているのが、グラビア活動である。

「日本レースクイーン大賞の新人部門でグランプリを頂いて以来、グラビアのお仕事にも挑戦するようになりました。

最初は不安しかありませんでしたね。

スタッフの方の前で水着になることも緊張して仕方なかったです」

しかし、ある現場でカメラマンから言われた言葉をきっかけに吹っ切れたという。

「『あのんちゃんは、ありのままで良いんだよ。綺麗に撮るのは僕の仕事だから』と言ってくれたんです。

その言葉で、露骨にセクシーさを強調しなくて良いんだと思えました。

今は、お尻や足のパーツなど体のラインの美しさを表現しながら、女性が見ても楽しくなるような、グラビアにしたいなと思っています」

グラビアの仕事に、大きなやり甲斐を感じているあのんさん。

これぞ努力の賜物。美脚に見惚れた…！

彼女がもっとも頑張っているのは、体型維持。

「食事のコントロールは、本当に大変です。

ハードな食事制限をすると、反動でカロリーが高い物を食べたくなるし、真夜中に空腹が我慢できなくなることもありますし」

こうした葛藤を乗り越えたのは、つい最近のことだという。

「少し前に実家に帰ったときに『ねぇ、私って太ってる？』と母に聞いたんです。今考えると、体型維持のことを考えすぎて精神的に追い詰められていたんだと思います。

でも、その言葉を聞いた母が『あのんはスタイルがいい！本当にかわいいよ』と何度も言ってくれて…」

母親からの言葉により、「自分に厳しくなりすぎている」と気づいたあのんさん。

そこからは、精神的なバランスが取れるようになったそうだ。

近頃は「我慢しなければ」という考え方ではなく「好きな食べ物は分量に気をつけながら食べれば良い」という考え方にシフトチェンジしたという。

今年は、SANYOイメージガール『ミスマリンちゃん』10代目に就任した彼女。

今後もストイックさとひたむきさを武器に、多方面での活躍に期待したい！

＜今週の美女＞
あのんさん
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＜カメラマン＞
佐野円香

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