“センス抜群”な代々木上原のデートコース！お散歩～〆のバーまでおすすめアイデアを紹介

いよいよ本日から新年度。新たなスタートをきる人が街を行き交うことだろう。

いつもより少し積極的な気持ちになるのは、この季節にしかない朗らかさのおかげだ。

今年は早くも満開の桜が散り始め、お花見の時季を過ぎたあとでも――。

気になるあの人を誘い出すなら“今、この瞬間”をおすすめしたい！

その舞台が代々木上原であれば、さり気なくも小粋なデートができるはず。理想のコースをご提案しよう。


【この物語の主人公】
・木村颯太
代々木上原在住の34歳。しっかりモテるエリート層。以前は六本木に住んでいたが、30代中盤になり、コロナで出社も減ったことから静かな環境を求め、代々木上原に引っ越した。勤務地は赤坂。

・溝口ユキ
港区が大好きな女性で、代々木上原はほぼビギナー。颯太とは知り合って4年。たまにSNSを通じて連絡し合う仲だ。最近彼氏と別れたこともあり、新しい刺激や環境を求めている。

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15:00 ＠代々木公園

代々木公園での遅い花見を済ませたあと、代々木上原に向かう一本道から程近い場所にあるカフェ『BOLT』でコーヒーを購入。

センス抜群な店内で飲むのもいいけど、春陽に誘われコーヒー片手に散歩を続ける。

代々木公園の近所という立地が最高に生きる桜の季節にあやかって、君をこの街の虜にする。

16:30 ＠代々木上原散策

なんてことない住宅街でコーヒー片手に著名人とすれ違う。

これも“代々木上原”ならではの文化のひとつ。そして、それを、特段気にしないのも住民の余裕だ。

街が持つ独特のオーラをさりげなく体感させる。

代々木上原の地名の由来は「代々木村から見て高台にある草原」。高台に作られた街ゆえ坂が多く、駅の南口もこのとおり傾斜が大きい。

住宅と流行りの店が混在するのもここならでは。

17:30 ＠『日々の中華食堂』

少し早い夕食として彼女を連れていったのは、代々木上原駅すぐの『日々の中華食堂』。

よく飲むデートならふたりで2万円ほど。その価格で料理も内装も驚くほど洗練されているから、グルメ偏差値が高い相手でも安心して連れて行けるのだ。

温かなランプとドライフラワーのナチュラルな空気が邪な心を包み隠す。

グルメな彼女の舌をも満足させる本格的な味とセンス。食偏差値の高さは料理を口にすれば一目瞭然

ユッケのイメージで作った「冷たいチンジャオロース」。

中にタレにつけた卵黄が入っていて混ぜて食べる。1,800円。

「阿波尾鶏のクリスピーチキン」は北京ダックを肉ごと食べるイメージ。1/2鶏 5,000円～。

この日、彼女が特に気に入っていのはこれ。徳島の銘柄鶏をジューシーに焼いたあと、油をかけて皮をパリパリに仕上げた名物だ。

自家製辣油が効いている「四川麻婆豆腐」1,500円。

店が醸し出すアットホームな雰囲気に美味しい中華が相まって港区女子の心も溶かす

店のコンセプトのひとつが“家族団欒”。「阿波尾鶏のクリスピーチキン」の食べ方も家族で食べる手巻き寿司がヒントだ。

また、全般的におばんざいをイメージした中華となっており、家の延長のように気軽に味わえる。

■店舗概要
店名：日々の中華食堂
住所：渋谷区上原1-33-11
TEL：03-5790-9655
営業時間：【火～金】ランチ 11:00～（L.O.14:00）
　　　　　　　　　　ディナー 17:00～（L.O.22:00）
　　　　　【土・日・祝】ランチ 11:00～（L.O.14:00）
　　　　　　　　　　　　ディナー 17:00～（L.O.21:00）
定休日：月曜
席数：カウンター6席、テーブル26席、テラス6席