東京ご近所探訪 Vol.22

山手線沿線で、最も“気品あふれる高級住宅地”とは? 真のセレブが暮らす街はここ!

山手線沿線にありながら、乗り換え路線はなく、改札も1つのみ。閑静で優雅な雰囲気が漂い、都内有数の“お屋敷街”と呼ばれる街。

それが、本日ご紹介するエリア「目白」である。なぜ、この街に大人は魅了されるのか。その理由を徹底解剖する!

東京の街の個性を徹底調査する連載「東京ご近所探訪」。過去にご紹介した街も、要チェック!



東京カレンダーアプリのプレミアム会員になれば、発売中の最新号を電子書籍で今すぐご覧いただけます!1年間のグルメトレンドを総まとめ「2022年、輝いた店」をご紹介!アプリのダウンロードはこちらから。

今月のエリア【目白】


今回取り上げるのは、山手線の北西部に位置する「目白」。

繁華街の池袋と学生街の高田馬場に挟まれながら、賑やかさとは無縁の、都内屈指の高級住宅地だ。

住所は豊島区目白1丁目から5丁目だが、駅西側の新宿区下落合も目白エリアの一部となっている。


閑静で優雅な雰囲気の漂う高級住宅街

目白駅は山手線では珍しい一路線のみの駅。かつ、改札口がひとつだけ。2000年に改築された駅舎は空の抜けがお見事


目白在住20年の住民によれば「いい意味でなにもないのが目白の良さ」だという。

さらに「駅前に大きなスーパーもパチンコ店もありません。駅の東側は文教地区ですし、目白通りから少し入れば高級住宅街。身なりも立ち居振る舞いも上品な人が多くて、上質を求める富裕層のニーズを汲んで進化していると感じます」

なかでも、目白3丁目に佇む「徳川ビレッジ」は別格だ。

昭和7年、尾張徳川家が麻布から目白に屋敷を移し、後に敷地内に33の邸宅と女子専用の高級学生寮を建設。

いまも外交官や外資系企業の役員など富裕層が暮らしている。


高低差のある立地で、駅のすぐ横にも急な階段が。

高台は古くからのお屋敷街。いまも大邸宅が立ち並ぶ。


『レストラン検索』のご利用はこちら>>

目白を代表する人気洋食店!『目白 旬香亭』


駅前の商業施設「トラッド目白」にある洋食店『目白 旬香亭』は、今や目白を代表する人気店に。

かつて赤坂にあった洋食の名店『旬香亭』の流れを汲んだ、フレンチや懐石の技法を採り入れるスタイルは健在だ。

「毎日のように来られるお客様には、メニューにない料理をお出しすることもあります」と古賀達彦シェフ。

「ステーキハンバーグ(350g)」2,900円


古賀シェフは「“徳川ビレッジ”をはじめ、大きな戸建てに昔から住んでいる方が多く、お客様の年齢層は高め。毎日のように通ってくださる方もいらっしゃいます。年末年始やお盆は独立したお子さんたちが帰省してくるので、親子3代で来店される方が増えるのも特徴的ですね」と話す。

【東京ご近所探訪】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo