人生のステージが変わるたび、女の友情はカタチを変える。
そしてドラマの舞台も…。夜の港区から、昼の港区に変わるのだ。
20代は深夜の西麻布で、30代は昼の麻布で。女たちは時に嫉妬し、時に優越感に浸る。
これは大人になった女たちが港区で繰り広げる、デイゲーム。
◆これまでのあらすじ
同い年の1歳の子どもがいる優子を、六本木の自宅に招いたサトミ。その日の夜、優子の夫から個別にダイレクトメッセージが届き、ゾッとするサトミだが…。
▶前回:「有明タワマンには興味ない!」子ありでも“港区在住”にこだわる、32歳女の水面下バトル
友達の夫と密会――「男と女」の距離感の問題
「ふぅ」
私はお風呂から上がり、スキンケアとボディーケアを済ませ、髪を乾かした。
さっき湯船に浸かりながら菜々緒に送ったLINEのトーク画面を、もう一度開いた。
でも、いまだに既読もついていない。
― もう~~~。まだ仕事してるのかな。
時刻は21時。菜......
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この記事へのコメント
港区に住んで経営者の夫に可愛い息子、二人よりも裕福な暮らしして「私は勝ってる!」とか、これだから友達全然出来なかったんだよ。