「古民家でフレンチディナー?」サプライズなデートができる、表参道の人気店

レストランの経験値が高い人ほど、ちょっとやそっとのおしゃれな料理や空間では驚かない。

そんな食通の彼女をディナーデートに連れ出すなら、こちらの一軒へ。

「古民家でフレンチ」という意外性と、既視感のない料理が確実に彼女の心を掴む。

サプライズに満ちた、表参道デートの切り札として重宝するはずだ!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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シェフがひと目惚れして決めた古民家が異彩を放つ。築70年の年季は相当だが、表参道からすぐの場所にあるという点がユニーク


指定の住所に着いても看板はない。謎のバス停が立つのみで、でもよく見ると「HYÈNE前」と書いてある。

安堵して後ろに立つ古民家の戸を引くと、そこはカウンター8席の小体な空間。

築70年の木造建築を改修した『RESTAURANT HYÈNE』の店内は、懐かしさを残しながらもスタイリッシュで、オープンキッチンに立つシェフとの距離が驚くほど近い。

フレンチ、韓国宮廷料理を学んできた木本シェフ。母親が韓国人のため韓国語も話せるバイリンガル。食材の意外な組み合わせや、既視感のない仕立てで評判を集めている


シェフの木本陽子さんは、六本木の『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』出身で、その後、ソウルで韓国宮廷料理を学んだというユニークな経歴を持つ。

ここでフレンチのコースをいただけるのも意外だが、壁のセラーにはなぜか日本酒がズラリと並ぶ。

日本酒ペアリングでレアな銘柄も楽しめる!

料理12品に、約9杯の日本酒を合わせる。乾杯は「新政 亜麻猫改スパーク」、途中に「産土 2021 穂増 HOMASE」が入るなど、希少銘柄を飲めるのもメリット。ペアリング付きコース 30,000円


実は、料理のテーマが「日本酒と合うフレンチ」であり、ペアリングでは銘酒を9種ほど味わうことができる。

仏韓日の食と酒が巧妙に混じる晩餐は、他の誰ともかぶらないデートになること間違いなし。

ガストロノミーの料理と有田焼の組み合わせが美しく映えるのだが、口に入れれば、その味は見た目以上だ。


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遊び心がいっぱい!フォアグラのナゲット


誰もがなじみ深い某店を連想させる箱の中は、フォアグラのナゲット。

フォアグラのテリーヌを日本酒でマリネして仕上げているので、少し甘めの日本酒とのマリアージュも完璧!


シェリーとホワイトビネガーで和えた真鯵、セミドライトマト、サワークリームのアイスクリーム、海苔をエゴマの葉で巻いて手で食べる一品目。旨みと酸味のバランスが絶妙。


外はふわふわしたお餅で、中は北海道産ジャガイモのきたあかりのピューレ。

静岡産の春キャビアをのせ、燻製アンチョビクリームを添えている。韓国宮廷料理もヒントにしている。

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