意中の彼女をデートへ誘うなら、程よく賑わいがある店を選びたい。
周りのムードが味方して会話が弾み、心の距離がぐっと縮まるはず!
今回は、言わずと知れたデートの定番エリアである恵比寿・広尾で、夜な夜な大人が集う活気あふれる店をピックアップ。
店内の雰囲気に身を委ねて楽しめば、今宵のデートは確実に成功するはずだ!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.女性から圧倒的な支持率を誇る、デートの切り札!@広尾
『ヨシダハウス』
一軒家レストランは人の家に招かれたような温かみを感じられるが、『ヨシダハウス』はその好例だ。
明治通り沿いに立つ店の明かりが高揚のスイッチ。和やかな主人に迎えられたら、誰もがすぐに安堵する。
「店内の7〜8割が女性、という日もあります」と店主の吉田佑真さん。
女性人気が高い理由のひとつが気軽に使える価格帯であり、友人を誘いやすいから。
お酒込みの客単価は約7,000円。前菜は1,000円ちょっと、鴨のコンフィやステーキなどの主菜も2,000円台と、財布に優しい。
正統派フレンチでの経験が長い吉田さんが作るメニューのテーマは、“ふたりでシェアして楽しめる大皿料理”。
魚を知るため鮮魚店でも1年働いたシェフゆえ、カルパッチョは必食。
野菜やハーブが鮮やかに盛られヘルシーさもある魚料理は白ワインを誘い、序盤から気分は上々だ。
旬の野菜がふんだんに入った「魚介と野菜のメリメロサラダ」1,848円。
エビ、イカ、ホタテがのって食べ応え満点で、彩りも豊か。ドレッシングはフランボワーズビネガーを効かせた。
女性人気が抜群に高い「フルーツのサラダ」1,738円。
ブラータに生ハムは基本固定で、季節のフルーツがのる。写真は桃で、秋には洋梨やシャインマスカット版もあり。
自家製アンチョビとオリーブのソースが魚によく合う「昆布締め真鯛のカルパッチョ」2,420円。
暖かな光に包まれた一軒家のアットホームな雰囲気に心温まる
無垢の木を基調とした温もりのある空間と穏やかな接客も手伝い、友人宅で寛いでいるような気分になる。それこそ吉田さんが目指した店であり、だからハウスという言葉を店名につけた。
仕事終わりの人も来られるようにとLOは24時30分と遅く、ワインとチーズだけでもOK。
どこまでも懐が深いこのビストロは、多くのデート客でいつも賑わいを見せている。
小皿 748円~、前菜 1,078円~、主菜 2,178円~(それぞれ2人前)と良心価格。
グラスワインは赤白ロゼが各3種ずつそろい、700円~1,000円で気軽に飲める。
シェフの吉田さん(右)とサービス担当の小村絋仁さん(左)は、ともに食べ歩くのが好きだという。
そんな縁もあり、遅い時間帯は同業者の来店も多いそうだ。
最後の盛り上がりを担う絶品スイーツ
定番デザートは「ラム酒のプリン」715円。
ラム酒を飛ばしすぎずに作った大人のプリンで、昔ながらの硬めの口どけにも惹かれる。
~注目!リアルな口コミ~
女子率高い店内で気軽にワインが楽しめる
若い女性グループから、夫婦まで幅広い客層で賑わう。
カウンター席には、店員との会話とワインを楽しむ常連の姿もあった。