やっぱり、ホテルが好き。 Vol.8

美食と絶景のグランピングは、今が一番気持ちいい季節!大人のアウトドアに最適!

近年、キャンプブームが巷で加熱している。だが、自身でテントを張り料理を準備するのはハードルが高い。

そこで、いま、手軽に行けるグランピングが人気なのだ!

今回は、大人を魅了する絶景とオールインクルーシブが魅力のグランピング施設を紹介する。

長野駅からの送迎車が標高1,200mのグランピング施設に着くと、そこはパワースポットだった。

テントの背後には白馬三山をはじめとする雄大な北アルプス。前方は吸い込まれそうな谷となりその向こうにも山が連なる。

360度が大迫力の絶景で、深く息をするだけで気持ちがいい。


標高1,200mの大自然でグランピング!

施設の背後は白馬三山。写真のテントは公共部分で、この奥にヴィラが点在するように客室となるテントが立つ


すぐさまやってきたのは、ウェルカムドリンクのシードル。こういった瞬間は、スタッフの方が天使に見える。

りんごが香る泡で喉を潤しながら、実はここは冬はスキー場だという話を聞く。

銀世界もいいが、緑溢れる季節の美しさも知ってもらうべく、2019年にグランピング施設が開業したとか。


ウェルカムドリンクは、長野のシードルで乾杯

ウェルカムドリンクの長野県伊那市のシードル。奥に絶景テラスがあり、その先の傾斜まで冬はゲレンデとなる


テントはキャンプの名品を生む「スノーピーク」の特注品。

チェックインの時点で、ベッドも入った立派なテントがガッチリ張られている。労働皆無ですぐに寛ぐことができるのだ。


スノーピークのベッド付き高級テントが快適!

特注テントは基礎化粧品、水道、暖房器具等を完備。オールインクルーシブ2名1室1泊1名77,000円~


さらに優雅なのが、シェフが全食を用意してくれること。

山の中に白いクロスが敷かれたテーブルが置かれ、イタリアで6年腕を磨いた鈴木伸悟さんによる信州食材のフルコースをいただく。


季節の盛り合わせは、ミニスコップで掘るように食べる


コースディナーひと皿目となる、季節の盛り合わせ。

信州サーモンや小鹿のリエットがのり、スプーンと小皿以外すべて食べられる。


お酒が進む、鮎の炭焼き!

天竜川上流で獲れた鮎の炭焼き。シェフがテーブルのすぐ近くで、鮎や信州プレミアム牛を焼き上げてくれる


鮎の炭焼きや自家製ブッラータに長野のナチュラルワインを合わせ、最後に手打ち蕎麦と地酒で〆れば、大自然のど真ん中に名店現るといった満足度。

山が夜の顔になっていくのも幻想的で、景色を透かしてグラスを傾けたくなる。

夜風とフリーフローに解放感も最高潮だ。


オールインクルーシブのドリンクで一杯

滞在中フリーでいただけるドリンクには、長野県産ワインやクラフトビール、24時間利用できるビールサーバーなどが


そんなディナーのあとは、焚き火バーで一杯。

ゆらめく炎を前に無になって、闇が深まった頃に満天の星に囲まれる。消灯すれば国内最高峰の星空。

テントの横のリゾートチェアで寝ていると、流れ星を3回も見ることができた。気づけば2時間、何もせずにただ星を眺めていた。


満天の星空に感動!


星空狙いなら新月の日に泊まるのがベスト。

テントには星座の本や天体観測用の双眼鏡を用意。ISSが見えることも!


信州食材を使った、優雅な朝食で目覚める

白馬産とうもろこしのスープやお手製クロワッサンなど、一品ごとに手間を感じられる朝食。なめらかプリンも美味!


そして翌朝はご来光を浴び、センスのよい朝食で力をつける。帰りにはお弁当まで渡されて至れり尽くせり。

とことん甘えるグランピング、クセになりそうだ。



白馬の自然と過ごすグランピング体験。大人にとって、最高のリフレッシュとなるだろう。

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