握りのクセが強すぎる!鮨デートで話の“ネタ”に困らない、渋谷の高級鮨店

アカエイの肝、オオカミウオの煮つけなど、他ではお目に掛かれない美味を味わえる、超個性的な鮨店がある。

鮨とは、独自の世界観を突き詰め、こだわり抜く握り手の存在があってこそ成り立つものなのだ。

今回はデートにぴったりな、新しくも魅惑的に美味しい渋谷の高級鮨を紹介する。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

唯一無二の驚き!クセ強極上鮨


ホテルの鮨店などで修業を積み自分の店を開いた、店主の花岡広明さん。

「食べたことがない魚を食べるのがとにかく好きで探求するのをやめられない」と、魚選びには並々ならぬこだわりあり。

― アカエイの肝 ―


『鮨 花おか』の顔といえるアカエイの肝の握り。ヅケにしたものにごま油を塗って提供。

鳥レバーのようなコクがあり、赤ワインと合わせれば至福の味わい。

― オオカミウオの煮付け ―


北海道が誇る怪魚と知られるオオカミウオの煮付け。

さっぱりと上品な白身と皮の下のとろりとしたゼラチン質が美味。

― 琵琶湖固有種のビワマス ―


4日ほど寝かせるビワマスの握り。花岡さん曰く「淡水魚では最強の美味しさ」。

滅多に入荷されない希少種に、手当が難しい魚まで。語るべきネタは目白押し!


気になるのはそれらの味わいだが、丁寧かつ正しい知識をもってした下処理のたまもので、一切クセはなく、ただただ個性と旨みが溢れる。

一貫口にすれば、「ほぉ」という驚きのため息が漏れ、気づけば次は何?どんな味?と未知との遭遇を心待ちするまでに。


言わずもがな『鮨 花おか』で過ごすひと時は、話のネタに困ることはない。

初体験の魚の数々が、会話を大いに盛り上げ、ふたりの胃袋と好奇心を満たしてくれる。


店主の花岡広明さんがこれまで扱ってきた魚の数は、約250種類。

今気になっているのは「2016年に新種として公表された、大王鬼神海老。でも、高いんです(笑)」。

魚介の話となると饒舌になる花岡さん。解説も実に丁寧だ。



希少種の極上鮨は、店主の並々ならぬこだわりがあってこそ。

未知の体験にも出合える高級鮨デートを、ぜひ。


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