行きつけの店は、男性にとって大切な自分のテリトリー。そこへデートに誘うのは、もっと知ってほしいという心の表れ。
女性からすれば、特別な存在として認められた気がして、気持ちがアガるもの。
そんな心理を、西麻布のビストロで女優・小芝風花さんに体験してもらった。
2回に渡ってお送りしている、小芝さんの記事の後編。
▶前編はこちら:【未公開カットあり】「大人っぽくなりたい」キュートな小芝風花が魅せる意外な願望
【後編】
■小芝風花さんも唸った、西麻布のビストロの魅力
■WEB限定の未公開カット!
※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
行きつけにすれば絶対に楽しいのはこんなビストロ
遊び慣れた大人が集う西麻布にありながら、王道を貫くギャップが魅力的なビストロ『マ・キュイジーヌ』。
「撮影前は緊張していた」と話す女優・小芝風花さんの心をほどいた、その骨太な実力をお伝えしよう。
2019年11月、西麻布に誕生したビストロ『マ・キュイジーヌ』。
場所は六本木通り沿いのビルの地下と聞くと、やんちゃな雰囲気を想像しかねないが、実際は食いしん坊たちに愛されている店だ。
それもそのはず、シェフは、かつて恵比寿の路地裏で賑わいを見せた『ラ・ピッチョリー・ドゥ・ルル』の元料理長、池尻綾介氏。
『マ・キュイジーヌ』で用意される約50種類のアラカルトメニューは、カスレや、シャルキュトリの王道「フロマージュ・ドゥ・テット」など、伝統的な郷土料理が並ぶ。
シェフが「フランスの食文化を伝えたい。だから、僕が料理人である限り、その味わいを追求していきたい」と思いを寄せる逸品ばかりだ。
豚の旨みをとことん堪能できる店の名物
店の名物でもある「フロマージュ・ドゥ・テット」(1,650円)とは、豚のさまざまな部位が詰め込まれた煮凝りのこと。
臭みは一切なくエレガントな味わいで、具だくさんでビビッドな酸味が心地良いソースもクセになる。
小芝風花さんは、ひと口食べて満面の笑み。
「美味しい以外の言葉が見つからない♡」と、大人のビストロ料理を存分に堪能していた。