オートロックの先に潜む秘密のカウンター。センス抜群なフランス家庭料理で寛ぎの夜を

のんびりとした空気が流れる世田谷区の住宅街にある、マンションの一室。

ここには、夕方早めの16時からオープンする、知る人ぞ知るワインバーがある。

フランスの食文化を身近に感じる家庭料理と、センスのいい自然派ワインに満たされる夜をお届け!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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101号室を呼び出すと扉が開く


オートロック仕様のエントランスに入店前から期待が膨らむ!


豪徳寺駅から徒歩5分。目指すのは商店街が途切れはじめ、住宅街に差し掛かる手前にあるマンション。

入り口に置かれた小さな看板が目印となるのが、ここ『フジイラベル』である。

通りから中の様子はまったく見えず、インターホンを鳴らして入るお忍び感も行きつけにしたくなるポイントだ。

店の裏を走る世田谷線の音が、この空間では心地いいBGMになる


お洒落な友人宅に招かれたような錯覚が心地よい!


店に入ると、そこはオープンキッチンを囲むように設けられたカウンター8席のみの空間。

リラックスしながら、「美味しいね」と笑顔で言い合える気さくな雰囲気が外食の楽しさを再確認させてくれる。

同店はフランスで長く暮らしたオーナー・藤井 綾さんが開いた料理教室が評判を呼び、2020年10月に実店舗として誕生。

昼には料理教室を営む同店だが、16時からの夜のワインバーを担当するのは、レストランでキッチンやサービスを経験した井上 翠さんだ。

藤井さんのレシピを踏襲し、体に染み入る素朴な味わいに、ハーブや香辛料でさりげないアクセントを添えている。

自然派ワインがするすると進んでしまう、メニューの一例を見ていこう!

「前菜の盛り合わせ」1,800円


美味しいアテをあれこれと少しずつ楽しめる名物!


常連が必ずオーダーするのが、こちらの前菜盛り合わせ。

フムス、バロティーヌ、ファラフェル、キャロットラペなどが計6種類入っている。

彩り豊かなビストロの代名詞的料理の数々に、早速心をつかまれる!


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「生ハムメロン」900円


白ワインとも相性バッチリなフランスの夏の伝統食!


フランスでメロンは夏のフルーツの代名詞。

国産のメロンとプロシュート、オリーブオイルという王道の組み合わせが食欲をかき立てる。

メロンの甘みとプロシュートの塩気がぶつかり合う、間違いのないひと皿だ!

「真鯛のセビーチェ」1,000円


さわやかな旨みと辛みが、まるで夏の涼風のよう!


フレッシュな真鯛には、オリーブオイルと赤タマネギ、ワインビネガーのソースを絡めて。

バスク産のエスプレット唐辛子や生の青唐辛子、パクチーをアクセントで効かせている。

鯛の旨みをしっかり感じながら、ピリッとした刺激がクセになる!

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