富裕層は子ども教育についてどう考え、どう行動しているの?“幼児教育”最前線

【0歳からの幼児教育・後編】“0歳で習い事は4つ”!稼ぎ人流の幼児教室の「選び方」と「その狙い」


タワーマンションの最上階を穏やかな冬の日差しが照らすなか、今回、取材に応えてくれたのは都内在住の中国出身者・ヨウさん(34歳、仮名)だ。

国内大手の経営コンサルタント会社に勤務し、世帯年収は2,000万円以上。

業務の傍ら、スキルアップのために財務の勉強にも勤しむ。

現在、子どもの年齢は1歳1ヶ月。育児休暇中の妻・早苗さん(26歳、仮名)にも取材に同席してもらい、夫婦それぞれの考えを聞くことができた。

彼の家庭もまた、前編で紹介したケースのように、子どもの成長に合わせて早くから幼児教育に取り組んでいるという。

しかも、かなりの教育熱心さがうかがえた。

そこで、まずはヨウさんが行っている具体的な幼児教育方法をみてみよう。


上記にあげた幼児教育について、詳しく聞いてみた。

「英語教材はベネッセの競合としても有名な某英語プログラムも検討しましたが、そもそも強みとして謳っている終了時の英語レベルが低かったため、130万の価値はないと判断し、子どもと英語で触れ合えるフォニックスを取り入れている、ベネッセの『Worldwide Kids』を採用しました」(ヨウさん)

「ベビーパークは、子どもがずりばいをできるようになって、かといってまだ活発に動くわけでもなく、この時間を子どもとどう過ごすのが有意義なのか、悩んだ末に通い始めました。

従来の乳幼児教育向けの教室と違って、子育てをする親にフォーカスを当てていて、どう遊ばせれば子どもの能力が伸びるのか。

レッスン前に親向けのレクチャーもあるんです」(早苗さん)

「ベビーパーク」は「3歳までにIQ150以上」を指針として取り組んでおり、近年、親たちの注目を集めている幼児教室でもある。

生後8ヶ月頃からはじめた「ベビースイミング」では、動きたい盛りとなった子どものエネルギーを発散させてあげるだけでなく、基礎体力や免疫力の向上といった目的もある。

子ども向けのスイミング教室というと3歳頃からの幼児スイミング教室が一般的だが、ヨウさん一家は自宅の近場で、0歳児からでも利用可能な教室を探し出した。

同時期に通い始めた「リトミック」も、ただのリトミックではない。

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